自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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究極の疲れない 呼吸法  6  バレエの姿勢

2023-02-25 06:02:48 | 操体法


p.99に????と思う記述があります。

   バレエダンサーは姿勢がいいイメージがあるかも
   しれませんが、バレエの良い姿勢は医学的には悪い姿勢です。

   腰が反っているものの、骨盤は立ててまっすぐにして、
   お尻の筋肉をできるだけ使わずに、太腿の裏の筋肉を意識。
   お尻が小さく、まっすぐできれいに見えます。

   これでは腰が後彎して、お尻で支えることもできません。
   ダンサーの人がいい姿勢をしていると本人は思っているのに
   どんどん腰痛がひどくなっているというのはよくあるケース

え~~~~???????

私はこれには賛成できません。
確かに、趣味で長年教室に通っている人の中には
猫背で前首の人がいるし、彼女は腰痛などの痛みを抱えています。
でも、本物の先生たちは素晴らしい姿勢だし、腰痛とは無縁です。

私は現在、ジムのバレエクラスの先生が主宰される別のスタジオにも
通っています。その先生は大阪芸術大学の舞踏科を卒業され、
理論的にも芸術的にも本当に美しく、うっとりできる存在です。

だから、「バレエの姿勢は良くない」なんて絶対に言ってほしくないです。
どんな名バレリーナだって、オリンピック選手だって、やり過ぎ、
厳しすぎ、使い過ぎなどを繰り返せば、壊れるに決まっています。
決してその種目がカラダに悪いということではないと信じたいです。

私のバレエの現実は、60歳を過ぎてからの公民館レベルなので、
回転はできないし、脚も高くはあがりません。それでも、背中を立てて
お腹を引っ込め、体幹を使って持ち上げていればバレリーナ気分です。

それは「肩甲骨が下がって、体軸が垂直で、全身に力みがない」
ということです。自力整体だけでは絶対に得られなかった芸術性と
動きを優雅にコントロールする技術は私の大切な財産です。  
コメント
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