自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

太りたくなければ体の「毒」を・・・・・  8 解毒生活  日用品編-2

2023-02-18 05:48:45 | ダイエット


p.92 妊娠中の女性が多量のビスフェノールA(BPA)を体内に
   蓄積していると、子どもが将来鬱病などの精神疾患や
   肥満になりやすくなるという報告があります。

   精神疾患は、セロトニンやドーパミンといったホルモンが
   関係しています。プラスチック製品の多くが「次世代に伝わる」
   母体だけでなく、胎児のホルモン分泌まで狂わせてしまうのが
   オビソゲンというわけです。

そして、怖い調査報告が出ているものとして、
p.93 プラスチック食器、哺乳瓶やおしゃぶり、ストロー、ビニール袋、
   食品トレイ、タッパー、ラップ、電気コード、プラスチック製品、
   歯の詰め物、缶詰のコーティング、浮き輪やゴムボールや風船、
   電化製品、CD、眼鏡のレンズ、トイレットペーパー、金属用塗料、
   接着剤、建材、ATMやレジスターの感熱紙・・・・・

   感熱紙に関しては、濡れた手やハンドクリームを塗った手で
   扱っていたグループでは体内のBPAが高いことが分かった

缶詰はプラスチックじゃないからOKと勝手に思っていましたが、違うのですね~
トイレットペーパーの絵柄や香りに使われている人工香料や色素もNG。
「お尻」という血管が豊富な粘膜周辺に使うのは止めた方が良さそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太りたくなければ体の「毒」を・・・・・  7 解毒生活  日用品編

2023-02-17 20:29:13 | ダイエット


p.88 「紙コップでホットコーヒーを飲む」
   水に弱い紙では、熱々の水分に耐えられる容器は
   つくれません。そこで使われるのが耐熱・防水コーティング剤。
   その成分がビスフェノールA(BPA)というプラスチック。
   ビスフェノールAは糖尿病リスクを高めます。

   (中略)紙コップ用のプラスチック製の蓋はたいていPSで、
   ポリスチレンの略。これもオビソゲン。

   コーヒーフレッシュは生クリームではなく、
   酸化しにくい油脂を混濁させてミルク風の香りをつけたもの。
   器はプラスチックだからオビソゲンが溶け出している

夫はコーヒー好きなので、豆を買ってきて自分で挽いています。
友人たちの中には焙煎までしている人も何人か。
私が好きなのは、挽きたての豆の香りで、飲むのはそれほどでも。

マクロビオティクスの友人から「南国産のコーヒーは身体を冷やす」
と聞いてからは、積極的に飲まなくなっています。そのせいか、
基礎体温(朝晩舌下で計る体温)は36℃台をキープし始めました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太りたくなければ体の「毒」を・・・・・  6  解毒生活・食べ物編

2023-02-16 05:27:33 | ダイエット


今日からは具体的な解毒法です。
p.43 「オビソゲンから身を守る」3本柱
   ①オビソゲンが身体の中に入るのを防ぐ
   ②腸を健康にする
   ③体内に蓄積されたオビソゲンを解毒する

で、具体的に色々登場します。が、私にはお馴染みのモノばかり。
なので、ご興味がある方は本を読んでくださいね。
箇条書きにすると、
p.48 スーパー・コンビニの弁当・総菜を避ける
p.51 人工甘味料を避ける
p.54 コーンシロップの糖分を避ける
p.59 ガム・飴の香料にはプラスチックが!
p.62 精製糖分・トランス脂肪酸(安価なコンフォートフード)
p.65 肉の脂身・鶏の皮には毒がたっぷり
p.68 輸入のサーモンは化学物質だらけ
p.72 魚介類にもヒ素や水銀の恐れが!
p.75 ペットボトル入りの油はプラスチックが溶けた有害油
p.80 牛豚より鶏! マグロよりアジ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太りたくなければ体の「毒」を・・・・・  5   機能治療とは

2023-02-15 05:53:50 | 図書メモ


著者は p.21 日本ではまだ珍しい「機能治療」のアプローチで
   肥満をはじめ、さまざまな不調に悩む人たちの健康を
   サポートしている

   機能治療とは、大元の原因を追究し、損傷した部分を
   修復しながら、根本的に解決する医療です。

うぅ~~む。去年、似たような治療の本を読んだな~~・・・・・
確か、副腎疲労を引き起こす物質を追求し、排除していく(?)

p.23 食事や生活環境の改善で新たに入ってくるオビソゲンを
   減らし、同時に解毒機能など体本来の働きを高めていくと
   それまでの悩みが嘘のように、するする痩せたり、
   健康になったりします。

これらの医師が提案(説明)しているのは、
p.30 ここでいう肥満とは、「食べ過ぎによる肥満」ではなく、
   体内の機能、もっと言えば、
p.31 「遺伝子とホルモンの異常による肥満」なのです。

   これは、便利さと引き換えに自然から隔絶してしまった
   人間の、いわば宿命のようなものかもしれません。

その対処法として
   ●どれだけ意識的に食べるものや触れるものを選び、
    オビソゲンの害を抑えるか

   ●いかに早期老化を自然な老化に近づけ、
    より健康に生きていくか、が問われてくる。


   さらに重要なことは、オビソゲンが
   「世代間の受け渡しが可能」だということ。
   母親の体内にオビソゲンが入り込むと、胎盤を通じて
   胎児にオビソゲンが引き継がれます。

   つまり、現代人の早期老化の元凶は、
   生まれたときから始まっているのです。

私もそのように実感しています。
昔の職場やコーラスなどで知り合った欧米の多くの方々が
かなりのインテリにもかかわらず、相当太目でした。

現在喧伝されているダイエット法や瘦身理論が、正しいものでも、
遺伝子自体が歪められて親から引き継がれていたら、悲しいです。

救いは、最近知り合いになったアメリカ人女性(適度な細身)です。
どういう食事とか運動をやっているのか質問したら、
「週に1回ヨガを習って、家でも朝に行っているだけ」だそうな。

「自力整体もそうですが、ヨガも素晴らしいライフスタイルです。
現代は、何か信念をもって取り組んでいれば良い」ということなら
救いはあるのだと思いました。

もちろん、意識的にオビソゲンを排除する生活が第一ですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太りたくなければ体の「毒」を・・・・・  4 オビソゲンの働き

2023-02-14 05:56:25 | いまどきの世情


今日は著者が説く「オビソゲン」のメカニズムです。
p.18 ①脂肪細胞の正常な遺伝子を「肥満遺伝子」に変える
     脂肪細胞の数が増え、結果的に脂肪組織の
     ボリュームが大きくなる

   ②糖の代謝が異常になり、糖が脂肪として体に蓄積
     される。その結果、肥満や糖尿病を引き起こしやすくなる

   ③ホルモンの働きを狂わせ、やせるためのホルモンの動きを
     弱くし、太るためのホルモンを強く働かせる

   ④体のエネルギー工場「ミトコンドリア」の働きを阻害し、
     糖の代謝、脂肪の代謝を滞らせ、脂肪をため込みやすい
     体質に変える

   ⑤脳内のミトコンドリアに侵入し、脳内神経伝達物質を狂わせ、
     過食など肥満につながる食行動を引き起こす

   だから、オビソゲンにしっかり対処しないことには、
   いくら食べたいものを我慢しても、がんばって運動しても、
   やせることはできないのです。

p.19 オビソゲンにしっかり対処すれば、(中略)
   ホルモンやミトコンドリアの働きが正常になるため、
   代謝もよくなります。食べたものをエネルギーに変えて、
   余計な脂肪をため込まなくなるのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太りたくなければ体の「毒」を・・・・・  3  オビソゲンObesogen とは

2023-02-13 05:49:37 | 健康法


著者が定義するオビソゲンとは、
p.11 「内分泌かく乱物質」と呼ばれる有害物質のなかでも、
   体の機能を損ねながら遺伝子レベルで「肥満体質」に
   してしまう有害物質のこと。

   肥満を表す「Obese」と物質を表す「-gen」を
   組み合わせた造語。

もちろん日本人の安易な造語ではなく、アメリカ発の
肥満研究から注目されているものだそうです。
この本の発刊は2017年ですから、著者が研究や治療を始めて
経過や成果を見るまでに数年以上経っていると推察できます。
そして、、、案の定(?)、その内容はあまり広まっていません。

世の中には著者が軽傷を鳴らしている「有害物質」入り製品が
溢れかえり、人々は嬉々として(?)、それらを使い、食べています。
それは我が家でも同じで、
料理担当の夫は、テフロン加工のフライパンを愛用しているし、
得意料理はホイル焼き(アルミ箔で食材を包んでオーブンで焼く)。
普通に近所のスーパーで買ってくる食材はプラスチック・トレーに乗っていて
山行時に車の中で飲むコーヒーは紙コップを使います。

食材そのものに関しては、
素材の中味が見えない総菜類は買わないし、お菓子は殆ど手作りです。
それでも肉や魚はスーパーで買わざるを得ません。
それらの食材には農薬や抗生物質、成長ホルモンを含んだ飼料が
入り込んでいるので、ダメだそうです。

家ではスマホはもちろん、Wi-Fi、スマートスピーカー、
電子レンジ、IH圧力鍋などから電磁波が飛び交っています。

「そんな脅しばかりの本なんか気にしていたら、生きていけない!」
という声が家族や友人たちから逆襲されるのは分かり切っているので、
私は<あまり声をあげず、ヤバそうなおかずは、そっと避ける>
という方法で自衛しています。

美味しそうに食事をしている人、一生懸命料理してくれる人に
オビソゲンの話なんて、とても出来ません。(悲しいかな・・・・・)
オビソゲンとは、そういう物質なのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太りたくなければ体の「毒」を・・・・・  2   肥満の本当の原因?

2023-02-12 06:07:58 | ダイエット


私が思うに、この本の趣旨は
①肥満・疲れ・不眠などの不調の原因はオビソゲン

②オビソゲンとは正常な代謝プロセスを撹乱して
 肝臓の脂質プロフィールに異常をもたらすような化合物

③日常生活(衣食住)の中からオビソゲンを抜けば
 肥満・アレルギー・鬱・老化・疲労などが改善される

つまり「肥満」だけが標的ではないのですが、
医師として患者を指導するなかで、肥満の解消が最も顕著で
最も喜ばれること(多分)だし、本のネーミングを考える上で、
一番インパクトがあるせいでしょう。

紙の本は沢山売れなければ意味がない(?)ので
仕方ないことかもしれません。が、ダイエットに興味がない
男性読者の獲得には貢献していないかなぁ?と想像します。

私の周囲の不調(花粉症や原因不明の痛み症候群)を抱える人々に
一読を薦めたい本です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太りたくなければ体の「毒」を抜きなさい!  賀来怜華・著  2017/11

2023-02-11 05:59:56 | 生き方


著者は過激なナチュラリストでも扇動家でもなく、
タイトルは「機能医学・内科医」で英国ロンドン大学
医学部大学院卒・米国&欧州アンチエイジング認定医
という肩書です。

内容は、読み始めて直ぐに息苦しささえ覚えるほど、
憂鬱な(?)本です。(=内容が真実だと実感できるから)
それは、私自身がこの内容を信じて実行すれば、
私の家族や友人たちと離反することに繋がるからです。

つまり、ここで「身体に悪いから避けるべき」と評されて
いる食べ物や日用品は、多くの人に好まれ、常食されている
美味しいモノや便利なモノが多い、ということです。

夕食作りを担当している夫は、美味しいモノ・珍しい食材が
好きだし、焦げ付かないフライパンやアルミ箔も大好きです。
仲良しのミュージカル仲間は甘いゼリーやアイスクリーム、
上等な(行列してゲットする)パンなどを持ってきてくれます。

実際、口にすれば甘かったり、コクがあって美味しいモノが
多いのですが、添加物やホルモン攪乱成分の害が分かっていては、
内心は複雑なので、そんなに嬉しい顔もできません。

私は元々、用心深く、「君子、危うきに近寄らず」の生活なので、
著者が警告を発している品々は殆ど使っていないのです。
未だに花粉症やアレルギーが発症していないのは、そのお陰だと
信じています。

が、夫婦とも後期高齢者になると、料理担当の夫が日和始めて、
最近はスーパーの出来合いおかずや冷凍食品の登場が増加中です。
「あまりに美味しそうに見えたから、どんな味か見てみたかった。
 やっぱり油濃くて、味がキツイね」ということが多いのですが、
私としては嬉しくないです。

食事を用意してくれる人への感謝と敬意のつもりで
一口は食べますが、嫌だと思うものは殆ど残します。
夫はその様子を見て、「あ、嫌いなんだ」と気づいてくれます。
でも、これはお互いにストレスであることは事実です。
上手に表現せねばならない!と思っています。

ま、食べ方・暮らし方は人それぞれなので、
色々な情報を理解して、自分で納得して取捨選択するなら
それはそれで「カラスの勝手でしょ!」と言えます。

でも、情報リテラシーの無い人たちが、
既にアレルギーで苦しんでいるのに、添加物だらけの
コンビニ弁当を食べているのを見るのは切ないです。

少なくとも、孫や、若者・子供たちには
こういった本を読ませたい!と、切に願います。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

声楽レッスンこそ 横隔膜トレーニング!

2023-02-10 06:01:31 | 唄と踊り


ミュージカル活動の一環として月1回、ボイトレを受けます。
芸大出身の神谷先生はバッチリ!ベルカントです。
2/1のブログにも書きましたが、
身体の使い方も多々の決まりがあります。

2/1に書いた①~⑨では腹式呼吸については触れていません。
何故なら、声楽の腹式呼吸となると、セオリーはあるものの、
それを実施するのはとても難しいからです。

正しい姿勢をキープするのは当たり前!として、
余分な力は抜いて、骨盤から下はどっしりと地面をつかみ、
フラフラゆらゆらしないで、下腹に力を入れる。
それができたら、
①まず空気を吐き切って(=お腹が凹む)
②鼻から自然に空気を入れると、胸板と首が自然に後傾する
③猫背は論外で、自然な後傾カーブが首と連動すること。

吸い終わったら、声を出していくのですが、
④バレエ式のDraw inは絶対ダメで、むしろ胃を膨らませていく!
これがサイコーに難しいのです。
(私は大してバレエが出来るわけでもないのに、
  バレエっぽい動きを意識して、Draw inをしているせい?)

歌う整体師・テノールの富澤祥行先生によると、
「別に、、、胃が出ようが引っ込もうが、
  逆腹式だって、なんだってイイんすよ。
     綺麗に響きさえすれば!
  だってオペラは空間の芸術だからね。」

このレベルになると、姿勢もルールも
意識せずに綺麗な声が出るのでしょう。
ちゃんと勉強していない私が真似しても無理なのは
分かっているのですが、何となく癒されます。

月に1回、全身を揉んでいただきながら
音楽に関する疑問や悩みをぶつけて、
色々教えていただくのは至福の時です。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横隔膜トレーニング  7  トレーニング法

2023-02-09 06:30:04 | 操体法


なぜ長々と紹介してきたかというと、
私はこの「横隔膜トレーニング」は効果があると思うからです。

しかも、著者が言うように、簡単に!なのですが、
方法はちょっと違います。

違うかもしれませんが、(-_-;)
私の印象としては、逆腹式呼吸法、つまりロンブレ?
なぜかというと、

p.66 横隔膜トレーニングは動きを自覚しにくい横隔膜を、
   狙いを絞って効率的に鍛えることが目的
   行う運動は「おなかを膨らませる」だけ。

気を付けるべきは、
p.67 腹式呼吸と混同(=実際、酷似している)すると、
   吸気の際に胸式呼吸が加わってしまいがち

   (中略)なので、空気を肺に取り入れるというよりは、
   おなかを膨らませることだけを強く意識した方がよい

著者は色々な方法を示していますが、私のお勧めは、
p.81 仰向けに寝て、下腹部に本やティッシュケースを載せ、
   お腹を膨らませて、その物体を上下させるだけ

私の教室では「下腹部に両手を置いて、お腹の上下動を感じる」
「最初は平地(標高差ゼロ)でスタートし、徐々に膨らませて、
 もこもこと盛り上がり、最終的には標高差10~20㎝の丘に」

ついでにドローインも行うので、
「お腹を凹ませてきて、平地を通過し、さらに凹ませて
  最終的には沼地、池、湖、日本海溝(?)ぐらいまで
  お腹をえぐる」ように引き締めていきます。

p.110 おなかを膨らませる力を横隔膜に入れたまま
   腹筋群でおなかを膨らませるテクニックを身に着けると、
   腹筋群も同時にトレーニングできます。

これが、まさにロングブレスなので、ちょっと拍子抜け。
でも、ロングブレスもお腹の出し入れが分かるまでは難解なので、
仕方ありません。

身につけば、どこでも出来る筋肉運動なので、超お勧めです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする