自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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究極の疲れない 呼吸法  7  呼吸法の重要性

2023-02-26 05:54:37 | 操体法


p.96 たとえば、腰痛もちでリハビリを長年しながら
   なかなかよくならないという人も、
   呼吸法と姿勢をよくするだけで、腰痛がなくなる
   というケースは少なくありません。

p.97 なぜ治らなかったかというと、普段から背骨を
   まっすぐなポジションで使えていないから
です。
   カラダを不安定なまま動かしているのは、
   正しい呼吸法とニュートラルな姿勢が身についていないから

   呼吸ですべてがよくなるわけではない
   が、痛みに苦しんでいる人に共通して言えることは、
   呼吸法はリカバリーのスイッチだということです。
   よくなる方向へ、まずは回復の扉をあけるために
   呼吸法が必要です。

p.100 カラダがどういうポジションになると壊れやすいかは
   山ほどリサーチがあり、
   ニュートラルな姿勢がいちばん負荷が少なく、壊れにくい
   ことが明らかになっています。

   (中略)コアトレ、体幹トレーニングなどと言いますが、
p.101 リハビリの過程ではかなり先にあるものです。
   (中略)故障をしている人がまずすべきは
   呼吸法とニュートラルな姿勢を知ることです。

   それらができるようになったら、次はカラダの使い方を知り、
   動かし方を知り、それからようやく体幹トレーニングに
   入っていきます。自分のカラダのニュートラルな姿勢を知らず、
   呼吸法も知らない人たちに、いきなり体幹トレーニングを
   教えても症状は改善しないままです。

具体的にはp.121~152までモデルさんの写真入りで詳しい解説が
載っています。これを「身体の使い方に慣れていない人たち」が
どの程度理解できるのかは疑問ですが、やってみる価値はアリアリです。

どんな健康法も、「窮すれば通ず」と私は思っています。
痛みが強い人ほど、正しく理解しようと努めて、分からなければ
正しい指導者へアクセスすることでしょう。

私は自分の膝痛を治す方法を探し求め、矢上先生の書物に出会い、
職場の帰りに行ける先生を見つけ、ついには西宮まで出かけるようになり、
現在は指導する側に居ます。

同じように自力整体に巡り合っても、集中して学ぶことをしないで、
すぐに別の健康法に移っていく人もたくさんいます。そういう人たちは
「渡り鳥症候群」といって、いつまでたっても完全な治癒にはいたらない
可能性が大です。

もちろん、自分に合った治療法に行きつく人もいるでしょう。
どんな健康法も、というか、効く健康法ほど、、、
ある程度難しく、研究心と根気は必要です。

多くの人が、諦めないで良い指導者に巡り合えることを祈ります。


 

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