p.29 いつ故障するかには個人差がある
しかし、壊れる場所は誰でも共通している
解剖学的に筋肉骨格系の壊れるところは
筋肉、腱、靭帯、骨しかありません。
それがどこまで壊れたかの結果が症状です。
(中略)筋肉が動きを止めようとして、それが
止まらず靭帯まで強い負荷がかかると捻挫になります。
さらにひどいと骨折になり、
骨折すると関節も一緒に傷めます。
p.31 では、壊れやすい部位とはどこでしょうか?
負荷がかかりやすく、よく使われる場所です。
人体においては関節です。
怪我はほとんど関節で起こります。
この辺から自力整体と繋がってきます。
私の場合、一番負荷をかけたのは30年近い自己流テニスと卓球で、
とどめは重いリュックを背負っての百名山踏破。
幸か不幸か、痛めた(症状が出た)のは膝関節だけでしたが、
治すのには、骨盤の歪み修正が必要でした。
膝痛で悩む生徒さんたちには、反り腰の矯正や整食法を
薦めます。(荷重オーバーで負担がかかっているから)
「やり過ぎたい病」を含めて、「食べ過ぎない、使い過ぎない」
=「身体の声に敏感になる」というのは著者の薦めと同じです。