自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

脳脊髄液・リンパ液・血液を流せば   3

2019-08-21 05:34:08 | 図書メモ


著者のお薦めの体操は、2種類。
1>モゾモゾ体操:仙骨を動かして脳脊髄液を循環させる「足の押し出し」

P.132 骨盤をほんの少し軽く固定して、モゾモゾと動かしたり、
   (足先を)ワイパーのように動かしたりすることで、
   仙骨を刺激して、脳脊髄液を調整する。

挑戦してみたい方は、本文にコツや図解が載っているので、見てください。



2>顎出し:クビのつまりをとって脳脊髄液を循環促進

P.135 奥歯の下の下顎角といわれる出っ張ったところに、両手の拇指球を当てて、
   軽く顎を出します。(仰向けに寝て)

これも、本の図を見ないと全然イメージできません。


P.140~ 血流をよくするための足のマッサージ3種

笑っちゃうのは、①ふくらはぎマッサージ ②足裏マッサージ 
③足裏反射区マッサージなど、
私にとっては、自力整体や呼吸法で日常的に行っているものばかりなのです。

本当にた~~~くさんの体操指導士、治療師やお医者さんなどが
色々な切り口で説明している内容なのですが、多くの人の習慣になっているのか?
「世の中に膝痛や体調不良の人が溢れている」という事実は、
やはり、色々な情報が正しく流れていない証拠なのでしょう。

あ~、歯痒い!
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脳脊髄液・リンパ液・血液を流せば   2

2019-08-20 07:57:12 | 推薦図書


まずは、基本知識。
P.21 成人の体重の60%が水分である

   その水分には色々な種類があり、
   血液、リンパ液、唾液、涙、鼻水……
   これらの水分をぜんぶひっくるめて「体液」といい、

P.22 脳脊髄液は、あまり知られていない超大事な水。
P.42 頭蓋骨と脊柱(=背骨)の中にあって、脳と脊髄を守る液体。

   無色透明、弱アルカリ性、わずかに細胞やタンパク質、糖を含む。
   が、その濃度は薄く、大部分が水。
   一日あたり500ml程度がつくられ、容積部を1日で3~4回入れ替わる。
  
P.43 脳や脊髄を刺激から守り、形を保つため、脳内を常に循環し、
   脳の保護や栄養供給などを行っている

P.44 脳脊髄液の循環がうまくいっていないと、
   ・疲れた状態が続いている ・気力が続かない 
   ・やる気がでない ・いつもだるい ・体が重い
と、感じることが多いそうです。

そういえば、多趣味で活動的だった母が90歳近くなってから、
「な~~んにもやる気がおきないわ。何か元気になる薬は無いものかしら?」
「長く生き過ぎたわ」などとぼやいていましたが、
脳脊髄液の流れが悪かったのね、、、と思います。

で、この流れを取り戻すための体操は、意外に簡単です。
著者のお薦めは、
P.132の「モゾモゾ体操」と、P.150の「深呼吸」など

あっけない程簡単で、実は私が昔から無意識に続けている体操ばかりでした。
な~~んだ! これで分かるのは、
健康な身体は、意識して求めないでも、
身体が自然に動いて調整してくれるモノ。
要は、それを阻害するような生活習慣や姿勢を避けること!なのでしょう。

明日は、それらの体操について記します。
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脳脊髄液・リンパ液・血液を流せば みるみる元気になる! 片平悦子・著 2016/10

2019-08-19 05:54:21 | 推薦図書


「脳脊髄液」?? 聴き慣れない言葉ですね。
私自身は、数カ月前に指圧の先生から聞いたのが最初です。

   「コマさん、頭つかい過ぎじゃない?

    脳脊髄液の流れが、滞っているよ」

その時は、「ふ~~ん、そんな体液があって、
流れ具合が外から分かるんだ……」と感心したものの、
そのまま忘れていました。が、書店でこの本を見つけ、
読んでみたら、面白いのなんの・・・

著者は鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の資格を持ち、
現在は「整体技術と繁盛経営技術」の伝え手だそうです。

モットーは
   「辛い症状は根本原因から治すべし」

じゃあ、どうやって??というと、
「体内の3つの体液をちゃんと循環させること」だそうな。

3つの体液とは、
   ①血液:
   ②リンパ液
   ③脳脊髄液

彼女の考え方は、自力整体にかなり近い上に、
やり方は、より簡単で親しみやすく、即効性があると思います。
何回かに分けて紹介していきます。
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体を整える すごい 時間割  4  いつ運動するか?

2019-08-18 05:35:14 | 図書メモ


P.106 朝、中枢時計の調整効果がある外の光を浴びながら
   ウオーキングすることは、体内時計にとって、
   「光+運動」という二つの調整効果を同時に得ることに。

逆に、夜の運動は体内時計を遅らせてしまうのでNG。
P.108 朝は「筋肉への負荷が強い運動」がお薦め。
   ヨガは朝より夜が……

P.115 痩せたいと思ったら、まず「夕方の運動」を
   夕方16時~20時の間は、脂肪燃焼効果が高い   

そして私も! 「これを読んだから」という理由だけではありませんが、
現在、夕食後(皿洗い後)に30分ほど歩いて、気分爽快・体調アップ中です。
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体を整える すごい 時間割  3 効果的減量法

2019-08-17 04:59:39 | 図書メモ


P.87 1日の食事を「12時間以内」に収めれば、太らない

   空腹な時間をつくれば、好きなだけ食べても大丈夫
   1日のうちで、13~14時間の食べない時間をつくると、
   「食事の内容はともかく痩せる」

のだそうです。
でも、私には当てはまりませんでした。
朝7時台に朝食をとり、夜7時前に夕食を終えていても、
内容と運動量で、体重はどんどん増えます。

でも、一般的な社会人(20~50代)には、
この時間制約は結構なハードルなのかも?

P.90 アメリカでは現在、「8時間ダイエット」が流行っている

   これは、食べる時間を12時間よりさらに4時間短く、
   8時間とするもの

昔、ISASで秘書をしていた女性が、結婚してアメリカに行き、
数年ぶりの帰国で会ったとき、その美しい痩せ方に仰天しました。
その人は結構ふっくらしていたのですが、アメリカでバレエを始め、
バレリーナ式ダイエット
   「午後4時以降は、何も食べない」を実行したそうです。

朝、何時に起きて何を食べるかは聞きませんでしたが、
フツーに7時頃食べて、8時頃食べ終え、4時以降は食べない。
まさに、この8時間ダイエットですね。

「とにかく、4時前に、必死でかなりの量を食べるのよ」とのこと。
彼女のように、夜はバレエのレッスンなど、気を紛らわすことがあれば
実行可能でしょうが、リバウンドしそうで、恐ろしい……

ま、こんな方法が未だに健在・・・ということです。
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体を整える すごい 時間割  2  正しい「絶食時間」

2019-08-16 05:30:14 | 図書メモ


P.78 朝・昼・晩の食事は「7時、12時、19時」が理想
   ---時間栄養学的に正しい「絶食時間」がある

上記の理由は、
1.朝食には、体内時計の乱れをリセットする力がある。
2.寝る時間が少し乱れても、食事時間で調整が可能。
3.夜の<一番長い絶食時間を長くとるため>

そして、これらは、疫学的に証明された事実だそうです。
あぁ、大変……
何故って、自力整体では
「午前中は排泄の時間帯だから、固形物は食べない」と、推奨されています。
だから多くのナビゲーターは、一日2食のはず。

かく言う私は?
ジャァーン! 3食、食べています!!
実際、現在の矢上先生の指導でも、「朝食をとっちゃいけない」とは
言われていません。
いつ、何をどのように食べるか?は、個々の状況によるからです。
同じように、どの実技をどのように行うのか?も、体調次第です。

膝痛で、「百名山踏破は諦めざるを得ないか?」と考えていた12年前、
自力整体に巡り合って、教室に通い、家でも職場の昼休みも行い、
整食法もバッチリ、矢上先生の教え通りに行って、朝は具なし味噌汁のみ。

これで適正多重(4kg減量)になり、体調は崩さず、元気一杯でした。
その結果、膝痛が治り、百名山完登の後は、世界のトレッキングを始め、
退職後は教室を開き、ミュージカルも始めることができました。

そして、朝食は「具なし味噌汁のみ」から
 「具たくさん味噌汁+果物+ヨーグルト(手作りグラノーラ入り)」に。

つまり、体調が悪いときや、痛みがあるときは、基本に忠実に。
そうでなければ、自由に暮らして良いのだと思います。
だから、海外のホテルで、珍しいご馳走が出てくれば大量に食べます。
夫から「普段言っていることと、丸っきり違うじゃん!」とクレームが。

でも、家に帰れば基本の生活に戻るし、万一不調になったらすぐにリセット。
自分の中に、「基本とは」というモノ差しがあることは幸いです。
私の現実は
朝食7:20、昼食12時、夕食6時で、著者のお薦めとは少し違いますが、
快適に過ごしています。

そもそも、「何が快適な体調なのか」が実感できなければ実行できません。
私にとってそれは、
1.ウキウキと楽しく歩いたり、走ったりできること。
2.空気をたくさん肺に取り込めている感覚があること。
3.アイデアが頻繁に天から降ってくること。
4.毎回の食事が全て美味しいと感じること。
5.ぐっすり眠れて、朝、空腹で目が覚めること。

これが理想なのかどうか、分かりませんが、教室の生徒さん達には、
この状態を目指してもらえるよう、指導しています。



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体を整える すごい 時間割  田原 優・著  2019/6

2019-08-14 05:44:49 | 図書メモ


著者は、医学部卒ではなく、理工学博士。
発光イメージングによるマウスの体内時計測定、
インスリンやストレスによる体内時計調節などの成果を発表。
新しい研究分野として「時間栄養学」の立ち上げに関わる。

こういう著者や書物が増えていると思います。
もう旧態依然のお医者さんは、近い将来、AIに取って代わられ、
行き場所を失うのか、介護などに活路を見いだすのか?
既存の医療従事者にとっては、厳しい時代が来るようです。

それはともかく、著者が言うように、
私達は体内に固有の時計を持っていて、その調和がとれていれば健康。
それが、社会的制約(出勤時間や夜勤の有無)などで、
個々の体内時計と社会生活にズレがある場合、不健康になるそうです。

P.22 たとえば肝臓は夜になると、脂肪をためる機能を助けるようになる。
   同じモノを食べても、朝食より夜食の方が太るのは、
   肝臓の働きが時間によって変わるから。

大事なことは、
このような研究者が発する「疫学的結果」「公衆衛生学」からの啓蒙です。
社会的時差ボケと自分の体内時計のずれは、
長期的に体を蝕んでいくそうです。

でも、生活の工夫次第で時差ボケ負債を減らすことが可能だそう。
P.38 体内時計に沿って生活してきたか、乱しながら生活してきたかは、
   歳を重ねるごとにその差が外見に現れてくる

実際に、私の友人たちの中にも
「健康に良さそうなことをやりまくっているのに、、、
 頻繁に風邪をひく。疲れやすい。体が痛い。」という人がいて、
そういう人に限って、夜中に起きていて、朝寝坊です。

「私は夜型なんだから、朝型の人と同じにはできないのよ!!」
と言われるのですが、
そういう方々は、毎日をその夜型だけですごす一貫性が必要らしいです。

ま、何を大切に生きるのか?は、人それぞれですから、
そのことを自覚して、何らかの対策を講じる必要がありそうです。

本当は、
「この本を読んだら?」という一言くらい言いたいですけどね・・・


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スポーツ界に「ゆる」の風?

2019-08-13 05:22:58 | いまどきの世情


一昨日ご紹介した、武田貴則氏の記事と同じ号のAERAに載っていました。
P.26~27 
   イモムシラグビー、イタイッス、ハンドソープボール、
   ブラックホール卓球、承認フェンシング、緩急走

などなど、、、
名前を見ただけで、怪しくも、楽しそ~~。
運動神経がなくても、勝てなくても、参加するだけで楽しいそうです。
仕掛け人は、世界ゆるスポーツ協会代表理事・澤田智洋氏(37歳)だそうな。

来年のオリパラまで1年を切ったそうで、世の中は大騒ぎです。
でも私自身は、
1.そんな大金をはたくより、別のことに使った方が良いのにね。
2.勝利至上主義で、期待に潰される競技者も出るでしょうし、
3.そもそも、暑い最中に行われる競技場も競技者も大変過ぎるんじゃない?

一番嫌なのは、メダル欲しさに、国家主導で薬物を使用したり、
大金をかけてトレーニング・マシーンやウエアを開発したり、
選手自身の努力より、お金のある国が勝ってしまうという、ジレンマです。

なので、こんな風な、
「誰でも、楽しく参加できて、運動になるスポーツ」、大賛成です。



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大募集! 自力整体を取り入れた「筋トレ・ラジオ体操」講座

2019-08-12 05:59:48 | 健康法


勝間和代さんがフリーメルマガで
「なるべく人に頼らずに自分でうまく運動を一生続けられる仕組みを構築したい」
と呟かれていたので、
<自力整体を取り入れた筋トレ・ラジオ体操>というイベントを塾生向けに企画しました。

定員10名ですが、現在2人分の空きがあるので、
ご興味がある方にご案内します。(塾生以外も可能です。)
参加ご希望の方は、komakomaria@gmail.comにお申し込みください。
*****************
日時: 8月31日(土)11:00~16:30
場所 :クスクス (勝間和代さんのキッチン&レンタルスペース)
     〒141-0022 品川区東五反田2-3-3 東五反田AMビル8階
     1階は大阪王将 五反田店。 <JR五反田駅東口から徒歩4分>

参加費 2500~3000円(施設使用料頭割り+食費実費+テキスト代)

持ち物 :ヨガマットまたは厚め・大きめのバスタオル、
     動きやすいパンツスタイルでどうぞ。

私は毎朝、家から徒歩25分の洗足池でラジオ体操をしています。
この時、漫然とするのではなく、
自力整体やBody Mappingを意識して動けば、
たった10分のラジオ体操の時間が素晴らしいストレッチや筋トレになるのです。

こんな良さを、普段お世話になっている勝間塾の方々にお伝えしたく、
8/31(土)に講習会を開くことになりました。
10名枠ですが、今日現在2席空きがあるので、塾生以外の方にも
FBで声をおかけすることにしました。

今回はロジカルクッキングのベテラン・リーフさんのご協力を得て、
整体ラジオ体操実技の後に、ヘルシーな昼食をとりながら、
質疑応答、健康談義にたっぷりの時間をとれます。

ご希望の方は、人狼ゲームやカタン、Oculus Questなども体験できますよ。
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ミニ肝臓?

2019-08-11 05:51:24 | 図書メモ


図書館で時々、月刊誌や週刊誌をチェックします。
一番多いのがアエラ。
そのNo.31(190708)に面白い人物紹介がありました。

横浜市立大学コミュニケーション・デザイン・センター長兼
東京医科歯科大学統合研究機構教授 武部 貴則
医師免許を持つが、臨床研修も博士課程もすっ飛ばし、
すぐに研究の道に入ったそうです。

その論理は、
P.53 「そもそも病気になる以前の段階を診るための体系って、
    医学部には存在しない。
    医学を再定義して、再発明していく必要があると思う」

その発明とは、武部氏が長年温めてきた「広告医学」だそうな。

   未病の段階で、生活する人々の行動を自然に変えて健康につなげる
   コミュニケーションを研究。そのために、デザインやコピーライティング
   といった、わかりやすく人々に影響を与える広告的視点を
   医学に取り入れる


あぁ、もう読んでるだけでワクワクするような高揚感を覚えます。
私も、未病の人々のライフスタイルをデザインし提案し続けているのですが、
「それは、健康な貴女だから出来ることで、私達には無理なのよっ!!」
と、叱られることが多いので、武部氏の説は大いに参考になります。

全部は書き写せませんが、武部氏のバックグラウンドは、
多感な小学3年生のときにお父さんが脳卒中で倒れた経験が大きいと思います。
P.51 
   幸い父は回復する1割の側に残り、大きな後遺症もなく社会復帰。
   (脳卒中で亡くなる確率は9割!)
   (中略)それだけに医療の威力を感じた。同時に、
   医療で捕捉しきれない「生活の問題」にも目が向いた。

   「倒れた患者さんだけじゃなく、家族全体がものすごいインパクトを
   受ける。看病や介護に追われる家族もいる。
   生活の中断で他の家族もいろんな思いをする。

   倒れた本人も、中途半端に回復すれば社会から疎外されかねない。
   幼心にも『課題』がものすごく見えた体験ではありました。」

医学の基礎研究と臨床の間には大きなギャップがあるそうです。
その両方が分かっている武部氏のような方々が、
架け橋となって、溝を埋めていく必要があるそうです。

これだけでも、「スゴイ人だなぁ~」と感心するのですが、他に、
バイオリンやサックスに親しみ、音楽の道に進むことを考えたことがあり、
食べ方・考え方など、既成の概念に囚われない素晴らしい人。

図書館でバックナンバーを取り寄せてもらえる地域の方々には、
是非、一読をお勧めしたい内容でした。

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