毎月、第二金曜日夜は映画観賞会です。
私は、よっぽど有名なミュージカルや話題作は観ますが、
あんまり映画通ではありません。
それで、「通が薦める昔の名作」を解説付きで観る機会は有難い時間です。
今回の映画は、(以下、ネットの説明)
10代で未婚の母となり幼い息子と強制的に引き離された女性の奇跡の実話を、
『クィーン』などのスティーヴン・フリアーズ監督が名女優ジュディ・デンチを
主演に迎えて映画化。ジャーナリストのマーティン・シックススミスによる
「The Lost Child of Philomena Lee」を基に、
50年前に生き別れた息子との再会を願う母親フィロミナの姿を描く。
女性が「フツーに生きる権利」を持てなかった時代、
様々な権力者たちが、自分の論理を正当化して「個人を踏みにじる」時代。
人生の不運に翻弄されながら、
個人に対する復讐ではなく、社会を改善するために働く主人公が
愛おしく、尊敬できるキャラクターです。