駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

宙大階段マイ初日雑感

2024年06月22日 | 日記
 宝塚歌劇宙組特別公演『Le Grand Escalier』、大劇場公演2日目になる6月21日13時回を日帰りで観てきました。
 その気になれば初日もなんとか手配できたのでしょうが、なんか報道とかもだし自分の感情もいろいろ揺れそうでちょっと怖じ気づいたというか、そこは真性ファンの方にお任せしお譲りします…みたいなキモチになり、ちょうど会社で部署全員が出席する会議の日程と被ったこともあって、そちらを選んで2日目を友会で申し込みました。ら、ちゃんと当たったので、有休取って出かけてきました。
 初日のレポは、取材の加熱なんかもそうそうなかったようですし、恐れていたようなヤジや怒号やブーイングとかが飛ぶこともなかったそうなので、それは本当によかったなと思いました。ですが、開演前の理事長挨拶(これは必ずあるだろうと思っていました)かカーテンコールで黙祷くらいあるのかな、とは私は漠然と考えていたので、直接的な言及はなく、演目が変更になったことや公演初日が遅れたこと、迷惑や心配をかけたことへのお詫びのみだったと聞いて、ちょっと愕然としました。
 献花台みたいなものを設えることはご遺族側がやってくれるな、と言っているのかな、と私は勝手に思っています(一方で、ご遺族が断るも何もないような、そもそも劇団が申し出てもいない、そんな発想も持っていない…こともありえる、とも考えています)。もしかしたら弔意の表明なんかについても、やってくれるなということで劇団と合意がなされているのかもしれません。でも彼女にも、集合日付けで退団した妹さんにもファンはいたんだし、お別れが出来なかった分なおさら、お悔やみを告げたい、悼みたい、あなたがいなくて寂しいと想いをはせるひとときを持ちたい…というのは人としてごく自然な感情ではないでしょうか。遺族にもそれを阻む権利はない気がしますし、いろんな要因があったにせよ仲間を失って寂しい、と思いそれを訴えることは組子にとっても自然な感情、動きなのではないでしょうか。
 下級生から、同期から、上級生から、キキちゃんから、まっぷーから、やりたいという申し出があっても、そのもっと上が握りつぶしているのではないか…そんな疑惑が、拭えません。それくらい私は劇団を信用できていません。
 まったく、なんにも、触れないなんて、なかったことにしようとしているんだ、隠蔽しようとしているんだ、と思われても仕方なくないですか? ご遺族との合意のあとも、どんな改善が進められているのかが劇団からはかばかしく見えてこないことへの不信感があるから、どうしても悪く捉えてしまうのです。株主総会でも散々な様子だったようですし…
 週の公演回数が減り、公演期間は延び、千秋楽から集合日までのお休みも延びて、お稽古の時間もゆるやかになったと漏れ聞きます。生徒やスタッフの負担が本当に減っているなら、それは喜ばしいことです。でも、それだけ?という気もします。
 たとえば、「当該生徒を減給しました」みたいな処分、報告があるだけでも、印象は違うってくるんじゃないでしょうか…パワハラは全体の責任だ、というのは正しい、とは私も思うのですが、それで組プロデューサーが理事長に昇格してるんじゃ、責任を取ってることにはならなくないですか? 誰かをやめさせる、とかはなくても、中ではちゃんと調査がされていて当人も反省していてそういう処分も納得して受け入れています、改善していくと誓ったので在籍を続け出演も続けます…というようなアナウンスがあれば、それが誰かまでは問わないし、全員でニコニコ舞台に上がっていてもそれは改善の証…と信じられたのかな、と思ったり、します。それがないので、なんかやったもん勝ちになってませんかね?と不安で、不快なのです。
 初日前日を狙って今度は星組に関して週刊誌での告発がありましたが、それも劇団はスルーです。それは事実無根だから取り上げるのも馬鹿馬鹿しいので…ということはないはずだ、どこの組でもまだまだ問題はあって、探られたら痛い腹があるんだろう、というのはもうファンにもバレちゃっているわけですよ。というかどんな組織も多少なりとも問題はあるんだからさ。なのに何もコメントしない…そりゃ不信感もますます募ろうというものです。ファンはますます減りますよ…私たちも馬鹿じゃないんです。
 ただ、こういう劇団の態度があるので、たとえ哀悼表明や黙祷があったとしても、「ああ、これで全部終わったことにして、禊ぎは済んだ、もうこれでチャラでここからはこれまでどおりだ、もう何もなかったのと同じだ、さあ次、次!」と逆にぐいぐい進んでいっちゃいそうな怖さがあったな…とも考えました。なのでなくてまだマシだったのかもしれません…私たちファンも同じで、一緒に黙祷してなんなら泣いて、それで気がすんじゃったかもしれませんからね。
 でも、それじゃ駄目です。忘れちゃ駄目、なかったことにしちゃ駄目です。人の命はそれほど重い。重くあるべきなのです。改善、改革は引き続きなされなければ、また違う形の事件、事故が起きるでしょう。夢のフェアリーたちが安全でも幸福でもないと私たちはもう知ってしまったのです。完璧はないからキリがないんだけれど、もう盲目的に信じてただうっとり楽しんじゃ駄目なんだと思います。それは搾取です。加害への加担です。そういうことを、私たちファンも苦しいけれど学び、変わらなければならないはずなのです
 今後も命日は休演日にするべきだし、公演するなら終戦記念日や原爆忌同様に必ず黙祷の機会を設けるべきだし、公表しなくていいから理事長以下劇団幹部や各組組長なんかは墓参に行くべきだと私は考えています。なんなら一三先生のお墓参りより大事だろう、と言ってもいい。
 形式的でもそれはやって、毎年毎年思い出させないと、人は絶対に忘れます。そしてまた元の木阿弥になります。それじゃ駄目なんだって、いい加減に学びましょうよ…! 人はもっと優しく、賢くなれるはずなのです。でなきゃ夢なんて描けませんよ…!!
 2日目からでもいいから何か違うアクションでもあれば…と期待して行きましたが、特に何もありませんでした。千秋楽では何か改善されるといいな、と思います。そういう前進が、欲しいのです。


 さてしかし、この公演はショルダータイトルがないのですね…作・演出は齋藤吉正。ちなみにプログラムに演出家のコメントページはなし。東西共通でいつもよりちょっと薄いけれど、スターのプロフィールページなどもあって、値段はいつもどおりの1000円でした。まあ宝塚歌劇のプログラムはお安くて、それはありがたいですよね…
 全30場のショーのみの80分、S席は5000円、A席は3500円。これも、宝塚歌劇のチケット代は他のミュージカルに比べてお安いのでなんとも言えませんが、どこから算出された額で妥当なのかどうかなんとも…という気はしました。
「積み重ねてきた歴史と、携わってきた先人たちへのオマージュを込めた華麗なるレビュー」ということで、まあフランス、スペイン、アメリカといったお国巡りスタイルで過去の主題歌や名曲を歌い綴る、勝手タカスペというかカラオケショーというか…な舞台だったかな、と感じました。強いて言えば『BMB』のくだりがややストーリー仕立てだった程度で、あとは本当にただ歌い踊るだけだったので、私としてはちょっとスターのカラオケ大会みを感じてしまったのです。まあショーってスターを観るものだから、それでもいいんでしょうけれど、これって組ファンでも通うのは楽しいのかなあ…まあ私はショーの見方が下手なので、このあたりの感覚はあまり参考にならないかもしれません。私自身はあとは東京で一度観られる予定で、それで十分かな、という感じです。大劇場公演はなんせ短いのでそこそこチケ難なんでしょうが、まああるところにはあるわけですし、東京はなんでも売れるのでこれも完売するんでしょうけれど、ホントそのあとの全ツとか大丈夫なの…?ってのはあります。
 というかなんで全ツなんて回らせるんだ、あとなんで『大海賊』なんだ、駄作だし人が無意味に死にまくる芝居だよ? どういう神経してるんだよ…ずんちゃんが回るというならまだないこともないかな、と思えましたが、ホント劇団の考えていることはワケわからないし、これで信頼なんて回復できるわけないよな、と思います…

 ま、気を取り直して。ヨシマサにしては凡庸なタイトルロゴの吊り電飾から始まって、幕開きは大階段に三色旗の布がかけられてキキちゃんがセンターに板付き。ここから布が引き抜かれるのは想定内として、その下に男役さんたちが屈んで板付いていたのは予想していなくて、次々立ち上がっていくさまがまさに花が咲き綻んでいくかのようで、素直に感動しました。
 「モン・バリ」から主題歌へ。主題歌はフツー…てかコレが唯一知らない歌になりました(笑)。
 さーちゃんの両脇はこってぃとナニーロで、そのあとずんちゃんがどかどか下りてくる構成でした。で、次々銀橋へ…だったかな? もえこ、じゅっちゃんとブッキー、ちっち、あのん、りせ。3組デュエダンもありました。雪輝くんとおさよちゃんがバリバリ歌っていて良き。
 プロローグのあとによくある箸休めタイム(オイ)はなんとここさく、愛未サラちゃん、ちっちの「エスカイヤ・ガール」で、まずこれが新鮮に感じました。ここさくちゃんは今スカイフェアリーズもやっているけれど(このターンで司会をさせる配慮はとても良き)、こんなふうにピックアップされることって今までほぼなかったと思うので…てかもう上級生が全然いないってのもあるんですけどね。愛未サラちゃんはこのあともどこでも、でっかいお口をニカッと開けて笑顔全開で、娘役にしてはかなり長身なんだけれどのびのび踊っていてダルマの脚も美しく、とても目を惹きました。好き! エトワールも良かったです。
 セリ上がってきたタキシードのもえこが『ダル・レークの恋』の「まことの愛」をせつせつと。もえこの歌の上手さ、スタイルの良さを忘れていましたよ、震えましたよ…! モンマルトルの淑女のセンターはじゅっちゃん。そこから男役群舞になってずんちゃんの「夜霧のモンマルトル」、からのましろっちの歌で踊るずんもえこ…くーっ! ただここ、紳士の群舞があまり揃っていなくて、珍しいなと思いましたし、きちんとお稽古できてるのかなとかおちついてやれるようになるまでまだ回数が要るのかな、とかちょっと心配しちゃいました。
 そしてこってぃ蛇にキキちゃん旅人の「夢人」! ここの妖鳥ダミーのひろこブッキー優勝! てかこのあとの妖鳥さーちゃんが大優勝!! お衣装ホント好きーッ!!! ここの歌手は嵐之くん、好き! 私は『BMB』にはそんなに思い入れはないのですが、ここが好きな人はこのためだけに通えるよね…
 続いて中詰め。私が初めて宝塚歌劇を観たときのショー『ラ・ノーバ!』から「フィエスタ アイ・アイ・アイ」! 何故その選曲!! 大好きだけれども!!! あのんりせなるでまた胸アツ。てかここから全員アタマ悪い真っ黄色のお衣装でサイコーにハッピー!
 ナニーロとブッキーのリオブラも良き。てかブッキーも垢抜けましたよね…! じゅっちゃんからノバボサターンへ。キキちゃんのシナーマンもあるのにぶった切るようにまなちゃんの「黒きバラ」、いいぞ! もえこの『華麗なる千拍子』、さーちゃんの「パッショネイト!」どこどん! ずんちゃんの「CONGA!!」、たまらん! からの「Aye Caramba」も珍しい選曲な気がしましたが私は大好き! ここのトップコンビはパイナップルだったのか…(笑)
 そして中詰め終わりにありがちな若手男役ターンはこってぃセンターのサザレビで、あのんりせなるにまなちゃん(もうお兄さん枠では!?)嵐之波輝奈央華楽までオラオラバリバリ踊っていて、彼らはこういう場が欲しかったろうウンウン…とちょっとうるうるしてしまいました。
 継いでさーちゃんセンターの「ラ・ヴィオレテラ」でしたが、ここのドレスはゴージャスだったけれどトップ娘役が着るタイプのものではなくないかい…? 100周年の時のちゃぴのドレスとかがよかったんじゃないのー? まあでもさーちゃんもなんでも着こなすタイプですよね。あとはお化粧だと思う、まだ地味ですよ。特に目! もっと綺麗に大きく描けるはず!!
 スペインターンでナニーロのマタドールにサラちっちで「エル・アモール」。流れたバウ主演がまた決まったナニーロはしっかり上げてもらっていて良きでした。ずんちゃんとりっつがバリバリ歌う「グラナダ」、トロはのあんくん! ピカドール女のりずちゃんここさくちゃんも良かったです。
 そしてアメリカ、ニューヨーク…ほとんど生観劇ぶりくらいの『マンハッタン不夜城』! 当時トンチキで大騒ぎだったお衣装のデジャブが…でもダウンタウンのボーイズ&ガールズがみんな可愛いんで安心しました。赤ずきんちゃんみたいな魔法使いのさーちゃんもカワイイ。今プログラム読んでて気づきましたが、それでブロードウェイで夢をつかんだショーマンたちが歌う「ゴールデン・デイズ」という流れだったのか…! どういう文脈だよ、と思っていたので(^^;)。
 そこからフィナーレかな? ロケットのお衣装が『クライマックス』初舞台生のものでしたっけ? これまた組ファンには胸アツ…! てかもう最上級生が渚ゆりちゃんとかなんですけど…! ただなんかこれもわりとバタバタした振付であまり揃ってなくて良くなかった気がしました。
 大階段でキキちゃんが「愛の旅立ち」をしっとりと。またまたぶった切る勢いでずんちゃんの「セ・マニフィーク」、サイコー! さーちゃんにおさよちゃんじゅっちゃん他娘役さんたちで「夢を売る妖精」、これは歌詞が刺さりましたね…そうよフェアリーなのよでも命あっての物種なのよ…!
 そこからのまっぷーが歌う「未来へ」はちょっと、かなり、卑怯…でもぐっときてしまいました。やはりキキちゃんが贖罪を歌っているようで、でももうずんちゃんに代替わりして初の生え抜きトップスターを出さないとこの組は再生できないんじゃないの?とかも思えて、だけど組長のまっぷーだって生え抜き組子なんだった、ズンコの『エクスカリバー』からここまで来た組なんだった…!と考えるともうたまらなくて…20年をなかったことになんてできないし、でもそこで失われた命は戻らないし……
 シルバーというかグレーというか、なお揃いのお衣装でのデュエダンは「世界に求む」…これまた鎮魂の想いが感じられるものでした。カゲソロは志凪咲杜くん。知らない下級生ですが、オーディションとかで勝ち取ったのかな、すごく良かったです!
 そしてパレード。ダブルトリオではなくコンビで、風翔奈央、風羽華乃。持ち物がいわゆる本当にシャンシャン鳴るシャンシャンだったのもいいなと思いました。トップトリオのお衣装も色味がなんか意外とゴツくて、綺麗にまとめすぎていなくてよかったです。
 緞帳が下りきると「Fin」の映像が出るところがヨシマサ…コロナ以降、終演アナウンスにも拍手が送られるようになりましたが、私はあまり好きじゃないのでしませんでした。開幕もシオティーとオケにだけしました。これは私の主義です。


 帰宅してからスカステニュースの初日映像を観ましたが、確かにキキちゃんは全開の笑顔ではない気もします。実は観劇時も、ちょっとオーラが弱い気がする…とは思ったんですよね。でもそりゃ当然だと思うんですよ、こんな状態で主演を務めて、ファンの愛も感じてはいるだろうけど世間からどう思われているかも絶対に知っているはずで、心からばーんと嬉しー!楽しー!!なんてなれないでしょうからね…でもじゃあこれをずっと続けるのか、という問題もあります。でもファンの疑念も完全に払拭されることなんてないと思うし、生徒も全員、自分は悪くないと思っていようが駄目なことをしていたんだと悟り悔やんだり内心謝ったりしていようが、なかったことにはできないし完全に元どおりになるなんてことはありえないわけです。じゃあどうすればいいんだよ…という袋小路ではあるんだと思います。そういうしんどさを背負って、やる方も観る方も、続けるのか、という選択の問題なのか、と…
 私はショーは見方が下手なのでアレですが、でもミュージカルはともかくこういうものを
見せる舞台は他にないので、やはり宝塚歌劇は芝居とショーの二本立てがいい、とは考えています。でも今回みたいなショーだけの演目なら(別箱公演でもコンサートの類とか)観る回数は少なくしてもいいか、とか思っちゃうんですよね。芝居、物語の方が好きなので。
 でもじゃあ、次の宙組でお芝居を観たときに、純粋に役や物語として観られるんだろうか、やっぱりいろいろ考えちゃったりするんだろうか…とかの不安も、感じています。なんせ今回も、演目を楽しむというよりは、あっあの子がいるこの子もいる、元気そうかな痩せたかなやつれてないかな、歌えてないな上手くなったな、あの子は芸名なんだっけ愛称はなんだっけ何やってた子だっけああ自分の勘が鈍っているうぅ…というような感情が忙しすぎてけっこう疲れたので。
 まあ、観ないという選択肢はないんですけどね私には、観てアレコレ言いたい質なので。好きじゃなくなった、もう信じられない、幻滅した、加害に加担したくない、観たくない…と離れられる人は、ある意味で幸せです。もちろんそういう選択も全然アリだと思います。別に無理してつきあうことはない。
 ただ、そうやって、受験生の心が離れるとか、少なくとも娘を受験させようとする親は減るとかの影響は大きく出るだろうな、とも考えています。ただでさえ子供そのものが減っているこのご時勢に…
 私は100歳まで生きて宝塚歌劇150周年を観る気満々だったんですけれど、向こう10年くらいの存続がけっこう怪しいのでは…という気にもなってきました。これが終わりの始まりなのかもしれません。そういう危機感を劇団経営陣が持ってくれているのか、はなはだ不安です。所詮電車のおじさんたちは親会社に戻ればいいとしか考えていないのではないかな…貴重な文化を担っていることを理解できていないんじゃないかな、そんな不信感が本当に拭えないのです。それが、つらい。
 とりあえず、OSKを見習って、受験年齢を引き上げる、というのはいいんじゃないかな、と思いますけどね。たとえば高校卒業から二十歳まで、とかね。無垢な子供を囲い込んで染め上げようだなんて、考え方として間違っていますよ。もう少し成長して、自分で自分の人生のプランを立てられるくらいの人間を集めて仕事をさせていく方が、明らかに正しい。女性に若さばかりを求めるのは日本のおっさんの悪い癖です。入学できなかったり、卒業後も彼女たちの人生は続くのだし、そういうセカンドキャリアのためにも、タカラヅカ以外何も知らない、みたいな人間を作っちゃ駄目なんです。
 できることはまだまだたくさんあるはずです。伝統が、とかに囚われることなく、よく考えてみてほしいのです。何が大事なのか、何が愛され求められているのか…
 出演者もスタッフも、健康で安全で幸福であってほしい。でないと良きものは生まれません。こちらも安心して楽しめません。難しいかもしれないけれど、ごくシンプルな、基本的な願いです。どうぞそれを目指してください。見守り続けます。
 すべての公演が無理なく無事に完走することを、お祈りしています。だが理事長は祈っていてはいけない(『歌劇』より)。動け、働け。頼みますよ…?











コメント (2)
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