海まで5分、1日2本のフェリーあり。徒歩ではほぼ脱出不可能の全寮制名門男子校・私立栖鳳高校は別名・アルカトラズ刑務所日本支店。超ド僻地で繰り広げられる恋もHもやりたい盛りの男子高校生たちの狂宴の行方は…
テレビドラマ第1話は見てみたのですが、私がなにわ男子の誰ひとりとして知らないからか、今ひとつノリきれなかったので、原作漫画を読んでみました。ちょっと前の作品で、映像化に合わせて新装版が出たようでした。
しかし変わった作風の作家さんで作品ですよね…男の子主人公の少女漫画って別にそんなに少ないわけではないけれど、これは少女漫画ではない気がする…といって、では少年漫画誌か青年漫画誌に載った方がよかったんじゃない?とも思いにくいのです。読者であるこちらとしてもどの立ち位置でどのテイストで読んだらいいのか、困るような…そして結局この作家さんは常に一風変わった作品を描いていて、高校で先輩や同級生にキャッキャウフフみたいなタイプの少女漫画は全然描けない人なのでした。不思議…
だからこれも、リアルでもないしドリームでもないし、露悪的でもないけれどあるあるというほどでもない、もちろんBLでもない、けれどまあ青春模様を描いているのでなんとなく読めてしまう、不思議な作品だなと思いました。
エリカのエピソード、というかこういう作品において人の死を扱うのはなかなか難しいものかと思いますが、それこそ人生においてはないこともないものなので、そこはすごく丁寧に、真剣に扱われていて、好感を持ちました。
あとは、私はメガネに甘いから(笑)野上くんとミキちゃんのパートをもっと見たかったですけど、まあ全体としてはこのバランスくらいでいいのかな…
なんにせよ、とまどいつつも楽しく読みました。
テレビドラマ第1話は見てみたのですが、私がなにわ男子の誰ひとりとして知らないからか、今ひとつノリきれなかったので、原作漫画を読んでみました。ちょっと前の作品で、映像化に合わせて新装版が出たようでした。
しかし変わった作風の作家さんで作品ですよね…男の子主人公の少女漫画って別にそんなに少ないわけではないけれど、これは少女漫画ではない気がする…といって、では少年漫画誌か青年漫画誌に載った方がよかったんじゃない?とも思いにくいのです。読者であるこちらとしてもどの立ち位置でどのテイストで読んだらいいのか、困るような…そして結局この作家さんは常に一風変わった作品を描いていて、高校で先輩や同級生にキャッキャウフフみたいなタイプの少女漫画は全然描けない人なのでした。不思議…
だからこれも、リアルでもないしドリームでもないし、露悪的でもないけれどあるあるというほどでもない、もちろんBLでもない、けれどまあ青春模様を描いているのでなんとなく読めてしまう、不思議な作品だなと思いました。
エリカのエピソード、というかこういう作品において人の死を扱うのはなかなか難しいものかと思いますが、それこそ人生においてはないこともないものなので、そこはすごく丁寧に、真剣に扱われていて、好感を持ちました。
あとは、私はメガネに甘いから(笑)野上くんとミキちゃんのパートをもっと見たかったですけど、まあ全体としてはこのバランスくらいでいいのかな…
なんにせよ、とまどいつつも楽しく読みました。