2003年、クァク・ジェヨン監督。ソン・イェジン、チョ・スンウ。、チョ・インソン。原題は『クラシック』。
ヒロインが、両親が若い頃に交わした手紙を読み出す。母親の娘時代が蘇る。それもヒロイン女優が演じる…というのは、よくある趣向です。
で、韓国のそういう「ちょっと昔」がちょっと昭和めいていて、当時の韓流ファンが郷愁を持って萌えて観ていたのだと記憶しているのですが、この作品のそれは、「ちょっと田舎」であることもあって、昭和というより戦前感がすごいなと思いました。で、見ていくとそれこそベトナム派兵とか民主化運動の学生デモとかの時代の話になっていくので、今見ると、そうした事柄にこういうロマンスを絡めてせつない、ちょっといい話に仕立てるのってどうなんだろう…と思ってしまいました。
あと、全体にタルい、長い。リリカルとでロマンチックでいいのかもしれないけれど、工夫やアイディアが足りない気がしました。テスはともかく、サンミン母の立場ないじゃん…残念。
ヒロインが、両親が若い頃に交わした手紙を読み出す。母親の娘時代が蘇る。それもヒロイン女優が演じる…というのは、よくある趣向です。
で、韓国のそういう「ちょっと昔」がちょっと昭和めいていて、当時の韓流ファンが郷愁を持って萌えて観ていたのだと記憶しているのですが、この作品のそれは、「ちょっと田舎」であることもあって、昭和というより戦前感がすごいなと思いました。で、見ていくとそれこそベトナム派兵とか民主化運動の学生デモとかの時代の話になっていくので、今見ると、そうした事柄にこういうロマンスを絡めてせつない、ちょっといい話に仕立てるのってどうなんだろう…と思ってしまいました。
あと、全体にタルい、長い。リリカルとでロマンチックでいいのかもしれないけれど、工夫やアイディアが足りない気がしました。テスはともかく、サンミン母の立場ないじゃん…残念。