Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

散財日記

2005年08月18日 | CD批評
前回と同じく新宿タワー、結局は5枚購入するのだが、最近ちょっと気になる日本のバンド(正確には気になっているのは”バンド名”)について考察。まずは
1)”ケツメイシ”。なにこれ?という感じだが、記憶では完全に”ナツメケイシ”になっており(文字を画像で記憶している証左か)、本当の名称をwebで調べるにはちょっとした苦労をしたが、これがまた頭の中で”夏目警視”という感じと結びついているものだから、タチが悪い。
2)”ゆらゆら帝国”。最近の中では命名センスがピカイチ!。こんな凄いバンド名を付けるほどだから、音楽もさすがに凄いのだろうと想像が膨らむが聴く機会はなし。2chのマスターアウトにモジュレーション系エフェクトをカマしている感じ?というイメージ。
●板橋文夫アンソロジー「渡良瀬」
5枚購入なので今回は1枚のみの掲示ながら、実は内容は2枚組。渡良瀬とは栃木・群馬・さいたまの県境付近にある遊水池とその周囲の公園等を示すが、都会(?)のわりに自然が残っているので有名。それをモチーフとした作品ながら、あまりブリブリのジャズ感はない演奏。日本人のジャズというのはあまり”本格的”ではない気(決してそうではないのだが...)がして、あまり進まないのだが、聴けば結構シックリくるものが少なくなく(例えば山本剛とかはかなり好み)、それは日本人ジャズが”テクニカル”だからか、日本人の生真面目さが演奏にも滲み出ている。一部、かなりフリーっぽい演奏もあり、スピーカーで聴くのもやや躊躇われるものの、ピアノ自体、ピアノを構成している木材自体が鳴っている!(笑。板橋文夫のベスト盤。