Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

フォアグラ日記

2005年08月23日 | フォアグラ日記
「赤のれん」(博多ラーメン)
丸ビル付近にラーメン屋が少なく、ラーメンマニアが揃うチームとしては、怒りの持って行き場がないが、その中にあって、異彩を放つ。丸ビル6階にあるが、ここのラーメンを1週間毎日3食食べれば、おそらく死ぬものと思われるが、時折無性に食べたくなる。当チームでは「”赤”行くか?」というのが合い言葉。九州とんこつラーメンということながら、かなり東京的に味をしているということながら、その味は強力、東京人にはそれでもまだパンチが有りすぎる。ラーメンセットは1000円程度ながら、オーダーを取ってくれる店員さん(女性)が全て中国籍と思われる一方で、キッチンには無骨な男性料理人がズラリ。ラーメンでなんでこんなに...という程であるが、それが九州なのだろう。当チームに在籍していた九州人の先輩は独りでも食べに来ており、九州人にとっては完全に血肉のような存在であるのだろうと勝手に想像。セットにはラーメン、高菜ライス、水餃子、デザートがつくが、備え付けの白ごまを思い切り入れるのが、ポイントと見る。その後は一気に食するが、食した後のラーメンどんぶりを見て驚くこと勿れ、残したスープには油の厚い皮膜が!おそらく胃の中もこのような油の皮膜が張っているだろうことは容易に想像されるが、この状況を見てスープは全て飲めたことが未だかつて無い。そして、毎回食べたことを後悔するのだが、2時間後に必ず訪れる猛烈な渇水感、これはきっとさっきの油を中和分解するために体が欲している水分なのだろう、と必死に水分補給をする。そうしないと毛穴という毛穴から油(脂、こっちの字の方が適切か)がシミ出てきそうという恐怖感に襲われる。しかし、また食べに行こう...と思うのが本当に不思議。丸ビルにはもう一軒、地下に”永楽”というラーメン屋があるが、こっちはパッとしない地味な味が売りのため、この”赤”に比して、”パンチのないラーメン屋”と呼ばれている。
この記事についてブログを書く
« レコーディング日記(38) | トップ | レコーディング日記(39) »
最新の画像もっと見る

フォアグラ日記」カテゴリの最新記事