Side Steps' Today

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フォアグラ日記

2005年08月05日 | フォアグラ日記
じんぎすかん「やまじん」(ジンギスカン)
クレジットデリバティブ・セミナー講師をやったことから、その打ち上げで今、流行最先端のジンギスカン。まず、予約から難儀。各店をwebで検索して、電話するが、どこも小規模な店が多く、しかも満席。なかには何を勘違いしたか、一見さんお断りの会員制ジンギスカン専門店もあったりして、完全に「ジンギスカン=バブル」の崩壊が容易に予見できる状況ながら、それなりの専門店としてチョイス。当初は銀座店を予約するも、そのHP中の写真を見た上司から「イスが椅子ではなくて(背もたれの無い)バーではないか」との非常に細かい指摘があり、まさか...と思って幹事が確認の電話を入れると、まさにその通りで、即・絶叫キャンセル!(予約してから30分)。よくよく見れば「ジンギスカン=バー」とあって”バーってそのバーかよ!”と憤激するが、気を鎮めて同系列の後楽園店を予約。あわよくば宴会終了後にローラーコースターでも乗ろうという算段なるも、到着した同店でいきなり唖然。というのもチケット販売機があり、すべて食券制+セルフサービス。あまりにも斬新すぎる宴会に一同声を失うが、気を取り直してチケットを購入しまくる。もともとジンギスカンという料理自体が高級なものではないという話を聞いていたが、確かに安い!コース1名3000円は普通なるも、量は充分。ビールジョッキ280円もちょっと驚愕だが、これらも全てチケットを購入するのだが、考えようでは各自が自前で購入すれば「究極の公平な勘定」。しかし、宴会では幹事の制止を振り切って各自が販売機に殺到することから、余計会計が複雑という結果に陥る。内容は充分満足いくもので、量的、味的に問題なし。しかし、冷房は甘く、激熱! オバちゃん店員に”クールダウン”を懇願するが、「熱いのがジンギスカン!」と非論理的攻撃でひるむ(経営者による素晴らしい従業員指導)。味は、よく言われる”ラムのクセ、臭い”というものを感じず。あまりの食欲に野菜の追加+強火のため、ガズボンベさえ非常に手際よくセルフで交換して食いまくるが、最後の焼きそばの前にはもう鍋は黒コゲ、コゲまみれの焼きそばを食して終了するが、再びの驚愕は片付けもセルフ! こんな店初めてだ!(怒)と思うが、オバちゃん店員に言われればみな文句を言わずに後片付け。分析によれば、若い男性店員であれば客もこれに不満を持つが、オバちゃん店員ともなれば、なぜか圧されて無言で従う(学食のイメージの潜在意識への刷り込みがあるのだと想像)という素晴らしい戦略(ストラテジー)。90分という短時間で宴会は終了したが、体中に匂いがついており、これを祓(はら)う意味でなぜか近くのジョナサンで同じく90分をパフェで盛り上がり、散会。