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玉肌日記

2015年10月17日 | 玉肌日記
【草津温泉(群馬県吾妻郡草津町)】
久々に東の横綱級の温泉街たる草津を再訪問。草津には源泉がいくつかある模様で、これまであまり意識してこなかったが、今回入浴したのは、観光地として有名な湯畑源泉に加え、草津では一般的な源泉たる万代鉱。ともにかなりキツい酸性で湯畑がpH2.0、万代鉱になるとpH1.5程度というから、日本最高の酸性泉たる玉川温泉(秋田)の1.05に迫る内容。程度の差こそあれ、宿の女将によれば湯畑の方が「まろやか」、それでもpH2.0。源泉温度は97℃という熱湯だが、特に湧出量の多い万代鉱は熱交換により、水道水を60℃の湯にする熱量があるため、草津の街中の道路下には水道水、温泉、そして湯が配管されている様子で、ある意味では給湯器要らず。入浴してみれば、あまり硫黄臭等の臭気は気にならないものの、味はレモン水(湯?)に近く、従来の苦い経験を活かし、まずは慎重に顔を洗う。今回やけに目立つのは温泉入浴時のディスクレイマー的文言であり、特に気を留めないながらも「入浴時にタオル等で肌を擦ると皮が剥けるリスク」や「洗い場で石鹸をつけてタオルで洗うと肌荒れする」、そして特に肌の弱い人は最後に真水に掛け湯をしてから出ること、等の記述が目立ったのだが、確かにpH濃度を知った上での入浴は、肌が酸性でピールされる(語感もpeelがピッタリで、肌から皮がピーと剥ける気がする)印象で、毎回なぜなのかトマトの湯剥きを想像しながら入浴。まだ当然ながら殺菌作用高く、清潔な湯に入っているという安心感も充分で、さすがに東の横綱。
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