平成18年に60歳を迎える。六十と縦に書くと傘に鍋蓋(亠)を載せた形である。で、「かさぶた(六十)日録」
かさぶた日録
ムサシも平気でウソをつく

昨日のムサシの散歩の時の話。
女房が道端をムサシと散歩していると、急にムサシが後ろで動かなくなりキャンキャンと悲痛な声を上げた。振り返るとムサシ、右後ろ足が溝ぶたの手を掛ける穴にはまり込んで動けなくなっていた。懸命に抜こうともがくが焦っていて抜けない。女房がお尻を支えて持ち上げると穴に引っ掛かったが、何とか抜けた。
地面に降ろすと、ムサシは腰が抜けたように動けなくなってしまった。散歩の続きを歩かせようとするが歩こうとしない。足を痛めたのかもしれない。仕方なくムサシを抱き上げて、とにかく家路についた。腕が疲れて一度降ろし、右足をさすってやろうとすると、怒って噛み付きそうになった。仕方なくまた抱き上げて、家路に急いだ。
少し歩いては手がしびれて、しゃがんで膝にムサシをのせて休み、また歩くという繰り返しで家の近くまで来て、「ムサシ、ブーブーで、お医者さんに行こうね」と話し掛けたところ、このブーブーに反応した。腕の中で暴れて降ろせという。降ろしてやると今までの痛そうな様子が嘘のように、車の前まで駆けて行った。ムサシは車に乗せてもらうのが大好きで、もう乗せてもらう気になっている。仕方がないので車にのせて一回りしてきてしまった。
「犬も平気でうそをつく」という本がある。どこかでその表題をちらりと見た気がする。ムサシも平気でウソをつくようだ。はじめは足が痛かったのだろうが、途中で直っていたことは確かである。それをラクチンだからと、そのまま抱かれて家まで帰ってしまった。ペットは人間と違って決して嘘をつかない。だから癒されるという飼主がいるが、それこそ嘘である。少なくともうちのムサシは飼主の顔をじっとうかがっていて、どうすれば自分にプラスになるか懸命に考えている。結果、ムサシも見事な嘘をつくことがある。
この話、昨夜と今夜、2回も女房から聞いた。ブログに書けということなのだろう。聞いたままではつまらないから、ちょっとアレンジして書き込んだ。
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武蔵のその時の状況が、目に浮かび・・・。
武蔵ママさん風邪は治りましたか?
もし、大変だったら武蔵の散歩行きますので
お電話下さいな~
そんな本があるんだぁって思って検索したら、
本当にそんな本がありました♪
http://www.amazon.co.jp/%E7%8A%AC%E3%82%82%E5%B9%B3%E6%B0%97%E3%81%A7%E3%81%86%E3%81%9D%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%83%B3/dp/4167651610
でも、パパさんが好きなジャンルっぽくない感じですが
どうしてご存知なのでしょうか・・・?
不思議です・・・(><)m
博学のパパさんはALLジャンルOKなのかな?やっぱり♪