再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(1358)

2012-05-25 00:21:40 | Weblog
 健康な人でもケガや病気、高齢者となって、身体障害者になるケースがある。タレントの稲川淳二さん(64)には、重度の知的障害者である次男(26)を抱える。稲川さんによると、次男が障害をもって生まれた時、一時、次男の幸福や自分たちの家族のために、「死んでほしいという気持ち」があったという。

 私は小さい時から母親の教えもあって、身障者には特にやさしくすべきだ、として育ってきた。友人にそういう人がいなかったこともあっても、ごく自然と接することができるし、心の中では、いつも彼らを応援している。

 朝、駅まで歩く時、左脚が不自由な35歳くらいの男性がよろよろしながら一歩ずつ歩いてみると、少し辛くなり、がんばれ、と心の中で叫ぶ私がいる。いつもその姿をみれば、そうしている。

 健常者でも、事故や病気などで、いつ身体障害者となるかもしれない。日ごろからそういう立場を想定し、身障者に対して、自分がしてほしいことをすべきだろう。

 人権を尊び、ともに共生していく社会が当たり前になることを願う。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 再開 私の色(1357) | トップ | 再開 私の色(1359) »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事