先日、テレビで大腸がんの最新治療情報の番組を見た。番組によれば、大腸がんは年間15万人の人がかかるそうだ。私もその1人だが。
3人の患者を紹介していた(以下大腸がん)
1)ステージ4、71歳の男性。薬物療法と手術で元気になった。術前化学療法が奏功した。がんを小さくして手術をするというものだ。ステージ4で、手術できるのは全体で10~20%。肛門に近いがんでは、放射線をあて、手術が可能という。放射線はコンピューターの精度がよくなり患部をピンポイントで治療できる、と医者。
初期の大腸がんの症状は、血便、貧血、便が細くなる、腹痛、嘔吐、異物感など。
2)ステージ4、58歳の女性。転移などがあり手術はできない状態。治療は、最新の薬物治療6カ月で、患部(がん)が小さくなったが、その後がんが悪化した。遺伝子検査をし、抗HER2療法を取り入れよくなったという。
3)ステージ4、46歳の男性。腹痛が長く続き、病院で診てもらったら大腸が分かった。すぐに手術したが、腹膜にも転移があり手術ができずとじられたという。そのような状態下で、新薬の治験があり、それを使い回復した。
私は3例から、がんになっても、いろいろと選択肢があり、自分や家族などのことを考え、治療法などを決めたらいいと思う。私は現在緩和ケアの方向でがんとつきあっている。それも一つの選択だ。