2月 14日
父を見直す。その2
昨日からのつづき。ランチしながらの会話。
「母親と広島に行くんだけど、どこかオススメはある?」
「広島かぁ。定番の場所しか知らないなぁ。原爆ドームとか厳島神社とか
うっすらと行った記憶はあるけれど、鮮明には覚えていないよ」
「私も行ったらそんなところを巡るかなぁ?」
「でもさ、母親と仲が悪くて。『もういしょに旅行に行かない』って
言ってたじゃん」
「そうなんだけど、父の納骨に弟と3人で神戸に行くから、その続きみたい
な感じで母と広島に行くことにしたのよね。」
「寺が神戸にあるんだね」
「母って、私も初めての場所なのに『この建物はなぁに?』って訊いたり
するから、そういうときはイヤになるわ」
「広島の食べ物といえばお好み焼きとか牡蛎だよね」
「たまおさん、広島のお好み焼きは好き?」
「キライだね」(笑)
「東京サラダボウルを見てたら、主役がバインミーを美味しそうに食べて
いたのよ。そうしたら私も食べたくなった。この近くにベトナム料理の店が
あるから、帰りに見てこようよ」
「アリキーノだね。アタイもあのドラマは見てる。バインミーのテイク
アウト店が近くにできたから、そこも行ってみよ」
「頭を緑色にしているんだから、性格とかも少しヘンな人の設定にすれば
いいのに、まともは人よね」
「まぁあんなもんでしょ」
ということで、ごちそうさまをして店を出てからチョイと遠回りしてベト
ナム料理の店とバインミーの店を覗いてきました。
「バインミーもいいけど、他の料理も美味しそうね」
「アッチにはタイ料理の店がある。タイにはバインミーが無いよね」
「ベトナムはフランス領だったからパンが美味しいのよ。タイは植民地に
ならなかった」
店を出て、街をウロウロして事務所に戻りました。歩きながらくるみちゃん
「ねぇねぇ。たまおさんが都内の街歩きを計画してるでしょ。新大久保も
ルートに入れてよ」
「どして?」
「雰囲気というか店が多国籍でしょ。なんだか魅力に感じるのよね」
昼休憩がおわり、午後は2階で食品パッケージ作業。食品を宅配で届ける
ため段ボール箱に各種食品を詰めていく。その箱を20コぐらい作りました。
箱に食品を入れてガムテープでふさぎ、箱にマジックペンで日付を書いて
いく。
そしたら「キャーっ、やめてぇ」と、大きな声が。
「シムーどうしたの?」
「シムはマジックで書くときの音がダメなんだよ」
「そうなの?チョークで黒板とかは大丈夫なの?」
「私、マジックだけなのよ。ガラスを擦る音とかも大丈夫なのに」
てなことを言いあっていたら、くるみちゃんが「シム、1階で利用者さんの
相手をしてなさいよ。ここにいなくてもいいから」
ビシッと厳しく言いました。
くるみちゃんは遠慮がない。自分の思ったことをすぐに口に出す。(笑)
マダムはまだハワイだし、作業も少なかったので、早めにボランティアを
止めにして帰宅しました。(^^)/