5月 27日
沢で作業。その1
2月の大雪で折れたり曲がったりした杉を3月ごろから処理していましたが、
この日が最後になりました。
アタイたちの班は沢(杉山と杉山の境目、谷のところに小さな川=沢 が
ある)に沿って作業をしました。
まずは林道に飛び出すように伸びている竹や雑木を切って通りやすくして
いきました。(通りにくいだけじゃなくって、枝先などが顔に当たるとケガ
したりする)
それからホントの作業。
曲がってしまった細い杉(直径4~5cm)の枝に針金をかけ、引っ張って
起こす。木が細いとはいいながら曲がったものを真っ直ぐにするには力がいる
ので、2人でヨイショ! でした。同じようにもう1本も真っ直ぐにして、
2本の杉を起こした。まっすぐ大きくなれよぉ。
次は沢のほうに倒れてしまった直径10~15cmぐらいの杉を伐りました。
杉が根本から沢に落ちています。沢の両側は土手のようになっているので、
雨や雪で土が沢に流される。そうすると杉の根元も土が無くなるので地盤が
弱くなって沢に倒れるんですよ。
写真の真ん中下側にあるのが
倒れてしまった杉の根元。その右にある
丸太に見えるのが切って沢に落とした杉
ここで一休み。(30分に1回ぐらい休みます)
「事務方の人が定年になったり転職したりして辞めるんだって」と、さゆり
ちゃん。
「そうなんだぁ。いい人ばかりなのに2人も交代するんだねぇ」
「どのみち正規職員は数年で異動になるみたいだから、同じ人が何年も
私たちの面倒を見てくれないのよね」
お役所はどこも同じですよね。数年で担当がかわる。
休憩後に続きの作業。
沢に沿って何本もの木が倒れているので、同じようにして沢のところへ
落とす。次に杉の枝を切って丸太にしてから沢の上に引っ張り上げる。沢か
ら上までは3~4mあります。ロープで引っ張ったり丸太を挟む道具を使い
ました。とにかく力仕事だし、土手と沢の上り下りも急斜面だし足は滑るし
フーフーでした。
沢は小川になっていて、水が流れているので足元はぬかるんで安定しない。
地下足袋もグッショリになりました。
ここで昼休み。というところで明日へつづく。(^^)/