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そーぶんさいさん

2018年08月29日 | Weblog
 8月 29日

 「全国高総文祭東京公演」を観てきました。その3



 昨日からのつづきです。郷土芸能2団体目は「鹿踊」。
 演じたのは花巻農業高校。みなさんもご存じだと思いますが、
宮沢賢治ゆかりの学校です。

 アタイ、鹿踊をTV映像で観たことがある?と思うんですが、
目の前で観るのは初めてでした。
 いくつもの流派があり、「花農春日流鹿踊」というのが正式な
名前となっていました。

 下の動画は昨年(別のフェスティバルでの演技)のものですが、
基本は同じです。20分ほどですが、よろしければどうぞ。



 実力というか舞台慣れしています。普段の練習と同じように演じて
いるように見えました。というのも、年間30回ほども公演して
いるそうです。(祭りや施設慰問など)
 物語性の強い踊りですね。鹿16頭が太鼓を打ち鳴らしながら、
長さ3mのささら(竹でつくられている)を背負い、15kgの
衣装をまとって踊ります。(女子も踊っています)
 観客からは一番大きな拍手が送られていました。

 次からは演劇が3つです。
 1番目は東京都特別公演。開催地である東京都を代表しての
出演でした。(全国大会で選ばれた優秀校ではありません)
 
 現代の若者(女子高生)を題材にしており、今の風俗(良い意味
悪い意味でのフーゾク)を演じてくれました。
 一番よくなかったのはセリフが聞き取れないことが度々ありまし
たね。演技の出来よりもまずは言葉でしょ。無言劇じゃないんだから。
(音響設備は使用しないので、発声や滑舌がチャンとできていないと
お客には聞こえない、そして演出が悪いのかも?)

 AKB風の踊りがあったり、学校内での会話、生徒どうしの関係
などが楽しくそして暗く苦しく表現されていました。
 劇は救いが無いおわり方でしたね。そういうジャンルの演劇も
ありますが、高校生が演じるということを考慮すれば、希望が持てる
終わり方のほうがいいんじゃないか?とオジサンは思いました。

 次もハッピーエンドとならない劇。
 題名だけだと夢のある明るいストーリーのように思えますが、
実はそうではなかった。

 子どもに見える星と大人が見ている星は違う。子どもが求めて
いる世界と大人が住んでいる世界は異なる。
 だれもが子どもであった。輝く星を探してさまよい、だんだん
成長して行き着いたのはブラックホール・・・・・

 3番目の劇も観たかったんですが、時間切れ。
 劇はその年によって当たり外れ(好み)がありますが、演奏は
ハズレがありません。
 みなさんも来年は観てみたらどでしょ?(^_^)/

     おまけ
     信州なび助



     雷鳥だそうですよ。
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