たまおのページ

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えいがはちがつふたつ

2018年08月11日 | Weblog
 8月 11日

 映画を2本観てきました。

 まずは「スターリン・・・」これはイギリス映画ですが、
ロシアでは上映禁止になりました。
 なぜ禁止になったのか、分かる気がします。

 それはね。現体制もソ連時代を思い起こさせることをやって
いる(体制批判を認めないとか、批判的な人を逮捕するとか)
 裏ではもっとヒドイことをやっている???と思われていま
すが、確証がありません。(証拠があっても否定している)

 亡命したロシア人がイギリスで暗殺されたりしましたが、
それも否定しています。(まぁ肯定はできないでしょうがね)
 てなこともあって、いくらソ連時代(スターリン)を風刺して
いる映画だとしても、ロシアとしては面白くないでしょうね。

 映画で描かれているのはスターリンの独裁体制を揶揄した
ような内容です。
 イギリス的なブラックユーモアがちりばめられていますが、
チョイとキツイ表現です。フランスやイタリアのような明るい
ウィットではありません。

 そしてある程度ソ連やロシアの歴史を知っていないと意味が
分からないことがたくさん出てきます。
 指導者層(上流階級)はありあまるほどの食べ物と宴会や豊かな
物資。では労働者階級はどんな状態だったのか?などなど。

 アタイの評価は90点ですが、これはあくまでもアタイが付けた
点です。この映画は中間の点数が無いと思います。良いか悪いか
だけで中間(まぁまぁ)という人はいないでしょね。

 
 次の作品は「カメラを・・・」これは大評判の映画です。そして
観ればその理由が分かります。
 ゾンビ映画の撮影現場(撮影中)を37分間ワンカット(その間は
カメラを止めない、場面を繋がない)で映しています。
 映画の中で「テイク42」というセリフがありますが、ほんとうに
それぐらいは撮り直したと思いますね。

 ゾンビ映画といっても、それほど怖い・恐ろしい場面は出てきま
せん。安い自主製作映画の すぐに作り物と分かる そんな小道具が
使われていますがね。

 この映画については自分の目と耳や感性で歓声を上げてください。
何を書いてもネタバレになってしまいます。
 まだ観ていない人が、このブログを読んで「映画館へ行ってみよ」
と思うかもしれませんからね。
 
 アタイの評価は100点。満点は初めてです。(^_^)v
 単館で上映されていただけだったのに拡大公開された。という
だけでも、どれだけ面白いのかが分かりますね。(^_^)/
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