まずは海外からいらっしゃる方の下地の画像から。
ひとまずシンプルな楕円に縁取りを彫って見た。まっこれを見せて、もし2日間のお教室内に何か出来る事だったら?やってあげられれば・・・って感じ。
やはりお任せ下地は難しい・・・好みが判らないからねぇ・・・。
それはそうと、今日は午後からのお教室。そんな訳で、それまで仕込み。
左側の白枠部分の仕込みになったんだけれど、タイルでも同じ事が言えるが、四角のものを三角に2つ真半分にするって凄く難しいのね。
これが同じ半分でも、四角をようかんのような長四角を2つに真半分はそんなでも無い。
難易度が全然違うのね。何しろ尖っている部分が折れたら、それでおしまいだからね。
そんな訳で、しばらくその仕込みが続く・・・・
さて、それではお教室なんだけれど、今日はうろこ部分をやる・・・って言うので、色々と聞いて見ると、楕円みたいな事の繰り返しって話になる。
うろこをそのまま作ると、リアル過ぎるって言う事なので・・・。じゃ形は決まったので、色は?ってなると紫って事になる・・・・これが問題なのね。
タイルって非常に紫色って色が弱いのね・・・・種類が少ないのね。だから、思うような色はほぼ無いって言っても良いくらいなのね。
そんな中、青いパ-ルを見つけ、どうやら気に入ったらしく、それも使う事になるのだけれど、ここで確認する事になる。要するに最後は何色に見せたいか?
凄く大事な事でね、こうした自分が最初に決めた事以外の色が入って来た場合、もしその青いパ-ルだけ異物になる。何せ青いのだから。その時にこれがメインで・・・って、
決め手から始めないと、今日の気分なんて作り方をしたいのなら、今日中に終わらないと、次回の自分と同じとは限らない。この場合は2回位で終わるから、まだ良いが、
今後、大作を作るとなると、感に頼る作り方ではグレ-ドを下げる。もうこんなに上手く切れるようになったら、作りに行くべきで、作れちゃった・・・って作り方をしない。
それがもっと上手くなる秘訣。釣りで言うなら、餌付けて投げてたら付いてた・・・・
これと、ここのポイントにこの餌で、この仕掛けで、この時間・・・
こう言うこだわりの元、釣るのは、釣れちゃった前者とは全く意味が違って、後者は、
釣った・・・になる。つまり狙い通り。こう言うやり方を会得するには、
こうしたい・・・そうなるには?・・・って考え方なんだけれど、良く結果が判らないから・・・とか、上手い人なら出来るだろうけれど・・・って言う人がいるが、
それは大きな間違い。上手い人は、そうした失敗の数で上手くなっているのね。
こうするには・・・こうしたら・・・・くそっ、失敗かっ・・・これでは・・・・
くそっ・・・って何度もやったから、手に入るのはその数の分の失敗例。つまりそれは駄目・・・これだけはすぐに判るようになる。所がその繰り返しは当たり前・・・そう、
思い込みを生んだりもする。こんな場合は、かぐやのような達者な人には起こり得る。
ただまだまだそれ以前の問題。まずは何か1つを決めて、それに向かって作る。
この場合なら、紫色っぽくしたい・・・って決めてあった事が、突然の青いパ-ルに心を奪われた・・・これが気まぐれなら?来月はどうなんだろうか?になる・・・・
何しろ1ヶ月に1回のお教室なんだから・・・。そこで決めないとならない。どっちになる?ってね。じゃないと、タイルを持って行く時に、どう持って帰って作るつもり?
勿論、上手ければ半々に持って行っても、気まぐれなんて作り方はしないから、きちんと結果は出る。けれど、ここではっきりどっちが多いって決めて行かないと、
一体、今何を教えれば良いのかな?つまり最初1手は勇気。じゃ紫で・・・と言うのなら、
紫が多くないと、そうには見えない。しかも青いパ-ルは薄い。しかも1色のみ。
紫は薄いとは言え、3色あった・・・このまま黙って持って行かせれば、満遍無く使えば、紫になるのは簡単に見えている。がしかし、もし青いパ-ルよりに・・・になると、
相当な数を使わないと、紫に負けてしまう・・・何せ薄いし、1色のみなのだから。
何しろここでその位の覚悟を決めて、進める勇気を持つ。ここが大事なのね。
これ位、作れるようになった人がもう一皮剥けるには、こう言う先を読むって事が大事。
やって見ないと判らない・・・じゃなくて、それをやる前に先を読む練習なのね。
それには初歩は、簡単に紫がメインか?青いパ-ルか?の自分の決めた色をどちらか1つを
決めて、陰を付ける練習となる。しかも誰が見てもそう見える様に・・・・。
単純にどっちがメインって聞かれて、全員がしっかり判るようにね。これが基本。
それをどっちでも良いんです。別にどちらでも・・・そう見えたらそれで・・・みたいな
流動的なら、もうこれ以上、教える事は無いのね。十分そこそこ上手く見えるから。
けれど、もっと・・・と言うのなら、何しろ1手先を読む。これのみ。
それが出来ない事には、これ以上の進歩は無い。そう言う点では、この方の場合、決めるまでの時間は長いが、決まってからの迷いが少ないので、すぐに身に付くと思われる。
ただ今日1つ教える側として、手に入れたのは、この方はキウイと同じで薄味タッチ。
極端に濃い色を嫌う傾向がある。これを少しでだけでも使えるようになると、
作品にメリハリが付き、それもまたかなり雰囲気の違う作品になるはずなんだけれど。
それについては徐々に・・・・。それにしても、タイルを切る事に関しては、
かなり上手くなったものである。
ひとまずシンプルな楕円に縁取りを彫って見た。まっこれを見せて、もし2日間のお教室内に何か出来る事だったら?やってあげられれば・・・って感じ。
やはりお任せ下地は難しい・・・好みが判らないからねぇ・・・。
それはそうと、今日は午後からのお教室。そんな訳で、それまで仕込み。
左側の白枠部分の仕込みになったんだけれど、タイルでも同じ事が言えるが、四角のものを三角に2つ真半分にするって凄く難しいのね。
これが同じ半分でも、四角をようかんのような長四角を2つに真半分はそんなでも無い。
難易度が全然違うのね。何しろ尖っている部分が折れたら、それでおしまいだからね。
そんな訳で、しばらくその仕込みが続く・・・・
さて、それではお教室なんだけれど、今日はうろこ部分をやる・・・って言うので、色々と聞いて見ると、楕円みたいな事の繰り返しって話になる。
うろこをそのまま作ると、リアル過ぎるって言う事なので・・・。じゃ形は決まったので、色は?ってなると紫って事になる・・・・これが問題なのね。
タイルって非常に紫色って色が弱いのね・・・・種類が少ないのね。だから、思うような色はほぼ無いって言っても良いくらいなのね。
そんな中、青いパ-ルを見つけ、どうやら気に入ったらしく、それも使う事になるのだけれど、ここで確認する事になる。要するに最後は何色に見せたいか?
凄く大事な事でね、こうした自分が最初に決めた事以外の色が入って来た場合、もしその青いパ-ルだけ異物になる。何せ青いのだから。その時にこれがメインで・・・って、
決め手から始めないと、今日の気分なんて作り方をしたいのなら、今日中に終わらないと、次回の自分と同じとは限らない。この場合は2回位で終わるから、まだ良いが、
今後、大作を作るとなると、感に頼る作り方ではグレ-ドを下げる。もうこんなに上手く切れるようになったら、作りに行くべきで、作れちゃった・・・って作り方をしない。
それがもっと上手くなる秘訣。釣りで言うなら、餌付けて投げてたら付いてた・・・・
これと、ここのポイントにこの餌で、この仕掛けで、この時間・・・
こう言うこだわりの元、釣るのは、釣れちゃった前者とは全く意味が違って、後者は、
釣った・・・になる。つまり狙い通り。こう言うやり方を会得するには、
こうしたい・・・そうなるには?・・・って考え方なんだけれど、良く結果が判らないから・・・とか、上手い人なら出来るだろうけれど・・・って言う人がいるが、
それは大きな間違い。上手い人は、そうした失敗の数で上手くなっているのね。
こうするには・・・こうしたら・・・・くそっ、失敗かっ・・・これでは・・・・
くそっ・・・って何度もやったから、手に入るのはその数の分の失敗例。つまりそれは駄目・・・これだけはすぐに判るようになる。所がその繰り返しは当たり前・・・そう、
思い込みを生んだりもする。こんな場合は、かぐやのような達者な人には起こり得る。
ただまだまだそれ以前の問題。まずは何か1つを決めて、それに向かって作る。
この場合なら、紫色っぽくしたい・・・って決めてあった事が、突然の青いパ-ルに心を奪われた・・・これが気まぐれなら?来月はどうなんだろうか?になる・・・・
何しろ1ヶ月に1回のお教室なんだから・・・。そこで決めないとならない。どっちになる?ってね。じゃないと、タイルを持って行く時に、どう持って帰って作るつもり?
勿論、上手ければ半々に持って行っても、気まぐれなんて作り方はしないから、きちんと結果は出る。けれど、ここではっきりどっちが多いって決めて行かないと、
一体、今何を教えれば良いのかな?つまり最初1手は勇気。じゃ紫で・・・と言うのなら、
紫が多くないと、そうには見えない。しかも青いパ-ルは薄い。しかも1色のみ。
紫は薄いとは言え、3色あった・・・このまま黙って持って行かせれば、満遍無く使えば、紫になるのは簡単に見えている。がしかし、もし青いパ-ルよりに・・・になると、
相当な数を使わないと、紫に負けてしまう・・・何せ薄いし、1色のみなのだから。
何しろここでその位の覚悟を決めて、進める勇気を持つ。ここが大事なのね。
これ位、作れるようになった人がもう一皮剥けるには、こう言う先を読むって事が大事。
やって見ないと判らない・・・じゃなくて、それをやる前に先を読む練習なのね。
それには初歩は、簡単に紫がメインか?青いパ-ルか?の自分の決めた色をどちらか1つを
決めて、陰を付ける練習となる。しかも誰が見てもそう見える様に・・・・。
単純にどっちがメインって聞かれて、全員がしっかり判るようにね。これが基本。
それをどっちでも良いんです。別にどちらでも・・・そう見えたらそれで・・・みたいな
流動的なら、もうこれ以上、教える事は無いのね。十分そこそこ上手く見えるから。
けれど、もっと・・・と言うのなら、何しろ1手先を読む。これのみ。
それが出来ない事には、これ以上の進歩は無い。そう言う点では、この方の場合、決めるまでの時間は長いが、決まってからの迷いが少ないので、すぐに身に付くと思われる。
ただ今日1つ教える側として、手に入れたのは、この方はキウイと同じで薄味タッチ。
極端に濃い色を嫌う傾向がある。これを少しでだけでも使えるようになると、
作品にメリハリが付き、それもまたかなり雰囲気の違う作品になるはずなんだけれど。
それについては徐々に・・・・。それにしても、タイルを切る事に関しては、
かなり上手くなったものである。