katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

タピオカとのりちゃん母さんの相席教室

2014-02-26 07:08:53 | モザイク教室
今日は朝から2人の教室。前回、高洲のサ-クルをインフルで休んでしまったので、1回見ていないって事もあり、まずは新展開って事にしない・・・?ってタピオカに相談。

ねぇ、白い食器ってイメ-ジだったよね?どうだろう、お母さんが使っているガラスタイルを使って見ない?・・・すると、ガラスタイルは手を怪我するし・・・と躊躇する。

確かに手を怪我すると、パンの先生だし、絆創膏張って・・・って言う訳には行かないから、判る気はするが・・・試しに1枚切って見ない?当然俺もそれを考慮に入れて、

クラッシュで良いので・・・と言うと、最初は戸惑うも中々順調に切る事が出来ると、
あれ?意外と行けるかも・・・・って。そうなのね。タピオカはガラスタイルが初めて。

すると、お母さんが、えっ?タピオカさん使った事が無いの?・・・・とバツの悪そうな感じになるから、その人次第な話でね、それは仕方無いものなのね。

何しろ、お母さんがモザイクをしている時間が多くて、それだけ上手くなったって事なんだから。ただ、見てみ・・・タピオカは初めてでも、基礎がちゃんとしているから、

切り慣れれば、すぐに出来るようになっちゃうのね。要するに、のりちゃん母さんは、サ-クルからすぐにアトリエに来て、更に自宅でもやるって事を3年続けている。

方やサ-クルと、たまに自宅って感じでやっていたタピオカが、一旦解散したサ-クルをキウイと2人で再開してくれて、そこにアルルの母ちゃんが入った頃から、アトリエにも

来るようになって、今に至る・・・って感じだから、やっている年数を多くても、時間で計算したら、お母さんにも迫られるって感じでもある。

って、こうして比較すると、だから・・・ってガラスタイルを使ったのが、タピオカよりもお母さんが早く使ったのも理由の説明になると思うのね。

でもね、年数って言うのも中々あなどれないのね・・・。何しろお教室のイベントの手伝いやら、みんなで一緒に作る作品作りや、仕事をしたり、色んな事に携わった経験値。

これはね、一見大した話では無さそうだけれど、大きな経験でね、これによって人前で萎縮せず話しながら出来て、教える事も出来て、いつもと同じ実力を出せる。

どんなシチエ-ションでもね。だから、初めてのガラスタイルであっても、こうして結果を出せる事に繋がって行く。それが常連の人達。



俺はここだけクラッシュを入れるだけでも、この作品に上品で高級さのテイストを入れられると思ったので、提案したのね。これは休んだ分のフォロ-なのね・・・。

そもそも常連は付き合いの時間が多かった人達。当然色々と知っている。
そんな中、人のイメ-ジって言うものがある。更にタピオカはパンの先生で人を招く。

そう言う自宅で生徒に見られる作品を作っている・・・と考えると、それらを考慮した指導も必要だと思うのね。そこでタピオカのイメ-ジってものの説明になる。

ここには悪意は無いし、あくまで俺の見解のみって言った上での・・・って事で。

そうね、どちらかって言うと地味って言うか、華やかって感じじゃない。見た目で言うなら、職業で言うなら、きちんと信用がある職業。

銀行の窓口とか、一生払い続ける保険とか、公民館にお勤めとか、何しろきちんとしてて、華やかさは無いが、信用はある・・・こんな感じの場所にいる・・・そんな感じ。

そうね、他にはシュ-トをするような選手じゃなくて、ブロックしたり、どちらかって言えばディフェンス。そうかと言えば、ギタ-って言うよりもベ-ス。

そうかと思えば、うまみ調味料。無くてはならないけれど、しょうゆやソ-スやケチャップのような即判るような感じじゃなくて、出汁みたいな感じ。

こんな感じの人が作る作品ってどんな感じ?・・・・何だか身の丈みたいな話になる。
そうね、ガラスの仮面で主人公の北島マヤのお母さんが、ラ-メン屋の娘が、役者なんて

目指す・・・なんて夢なんか語らず、さっさと手伝いな・・・・ってあのシ-ン。
そうね、昔は老婆心って言うと、こうした堅実とか現実って言う事を言う事が多かった。

それがいつしか、みんなで一緒にゴ-ルとか、主役が何人もいるとか、もはや仮面ライダ-が何にもいるなんて時代。それなら俺もタピオカも変化すべき・・・。

ちょっとだけ常連なんだから、変化して見よう・・・のりちゃん母さんもやってるんだから・・・って連れて行きたくなる。

先生としては、俺が俺がと、前に出るのなら、頭を叩く事が多くなるし、逆に謙虚だ遠慮だ、身の丈だ・・・なんて後に下がるのなら、ケツを叩かないとならない。

叩く場所が変わるのである。勿論、実際は叩いて無いんだけれどね・・・あはははは。
向上ってのは、こうした勇気1つで変わって来る事がある。

中々1人じゃチャレンジする・・・そんな事は出来ないのね。そう言う点でも、信頼関係を築きつつある2人は、馬鹿にされたり、茶化されたりする事も無く、もっと言えば、

2人の会話を聞いていると、年齢やキャリアに関係無く、とても良い関係で、きちんと笑えて、萎縮も無く、伸び伸び、緊張感もある・・・こう言う環境はお互いの成長に役立つ

しかも、腕としても良いライバルって言う感じ。だからこそ、同じガラスタイルを切る事で、痛みも喜びも共有出来る事もあって、薦めて見たのね。そうね中々見応えもあった。



そんなこんな中、タピオカには勇気のガラスタイルをずっといつものように、ウロコを切って、尚且つ段々小さく・・・なんて、更に難しい事をしていても、本人は難しいと、

言いつつ、こうして何とかやっちゃうのね。うふふふなのね。本人の自覚無く、上手くなっちゃっているのね。でもね、そう言う点では、タピオカも結局切れちゃう訳で、

道は違えど、結局両者共に出来るようになっている。一番判り易いのは、タピオカの評価は、お母さんが上手いと思っているタピオカの評価なのだから、とても大事なのね。

とても自信になる。逆にお母さんがやっと慣れて来たガラスタイルを、初めてと言いながらも、何と無く形にしてしまうタピオカの凄さを見て、凄いと再確認も出来たりする。

実にバランスの良い2人である。

そんなこんなで、2人と入れ替わるように、キウイが店舗の玄関の仕事をしに来る。
そんな訳でほぼ完成した。明日、ちょっとした補修をして目地で完成。


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