katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

海外からのリピ-タ-さん教室とキウイが仕込みに・・・

2014-02-22 08:01:18 | モザイク教室
今日は朝からキウイが店舗の床の仕込みを手伝いに来た。そのまま午前中は仕込みをしつつ、昨日の続きのお教室の2日目。しっかりお互いにこのブログを見てくれているので、

初対面なのに、作品やハンドルネ-ムであの人だ・・・って判っている、不思議な出会いになっているのね。ただここでは良くある事なのね。

良く考えれば普通な事で、芸能人なら一方的に情報は流れるから、相手は全く知らなくても、こっちは年中テレビで観ている・・・なんて事は多々ある。

そもそも俺は知名度を上げて何とか世に出たい・・・って人なんだから、もしそうなれば当然、ここも観られる訳で。本名で出ているのは日高氏だけど、みんなは名前を伏せて、

作品やハンドルネ-ムが露呈している・・・・ってそんな話。だからこんな出会いは、
当たり前であって、あんまり不思議じゃないんだけれど・・・それだけ興味のある人達が

出て来た・・・って証拠だし、人の作品を見て刺激にしたり、憧れたり、勿論勉強する材料にしたり、様々だろうが、ここは個性的な作品ばかりなので、見応えだけでも十分ある

まっ、それはそうと2日目のお教室。今日が最終日。


こんな風にパソコンで下絵を作って来たのね。実に器用にやってあって、ただ良い事と悪い事は背中合わせなのね。しっかり過ぎて絵として成り立っているでしょ?

じゃその色がタイルにある?って事になりがちなのね・・・・これだと単なる色選び。
しかもそれだけじゃなくて、完全なる図面みたいでしょ?

ただね、例えばこれが家を建てる・・・って感じだったら、図面が必要なのね。
それを設計士なんてプロが描いたりするでしょ?ほら誰でも判るよね。

だから、それを見て、またプロの建築屋さん達、そうね、大工さんとか左官屋さんとか・・・色々ねっ。その確かなる図面でね・・・・。材料まで決まっていて・・・。

じゃ元に戻って、今回は上手い絵だけれど、プロかな?材料とか調べた上での下絵かな?
ほらね、完璧に見えるけれど、タイルのような素材としての材料を知らずに色がある。

ここが問題なのね。本人も暫定です・・・のつもりで描いて来たのも十分判った上での話なんだけれど、ここの考え方1つで変わるのね・・・。

そう本人もこんな色あるかな?無ければ変えれば良いかっ・・・そんな感じなんだよね?
ここだけの文章で読み取れば、色に関してはかなり流動的でも良い・・・って感じ。

ただ形については何も言って無い。つまり形の変更はしない方が良いよね?では形とは?
どこの部分の話なのかな?・・・・そう輪郭って事になる・・・って思うでしょ?

こらこら、そんな簡単な話はしないのね。では大きな花で説明しよう。
輪郭通りに写したでしょ?では下絵を見て。花の先は白っぽくて、中に行くに従って、

ピンクになって行くように見えないかな?でしょ?じゃ境目の線って何処?ここなのね。
つまりぼかした絵の技法なんて、絵の技法であって、モザイクの技法じゃない。

なのにぼかされても、自分の描いた下絵でいきなり困るでしょ?つまり自分が出来るように図面を描いてあげないと・・・になる。けれど、そんなの習った事が無いって話。

そこでここら辺かな?ゾ-ンに線を入れて行く。けれど花はロボットじゃ無いから、真っ直ぐの線にはならない。ゴツゴツさせない線を引かないとならない。

そこが白っぽい部分と、これからピンクっぽくなる所の境目。ではこれで花の横の線が決まったので、今度は縦線を決める。それじゃ両手を広げて花びらを体を使って表現して。

ってやらせると、こんな感じ・・・・って。そのままでいてね・・・ほら手首が曲がっている・・・ほら緩やかなライン・・・お腹あたりから両手を広げて・・・・ね。

そのままの雰囲気を作る。じゃラインを入れて見て・・・。こうやって輪郭線以外の線を描き込むとモザイク画の下絵のラインを入れられるのね。

これだけ憶えれば、後はブログで盗んで・・・となる。何しろこの1回で、次にここへ来られるのは、今の状況だと、半年後・・・何とか自力で出来るようにする為には、

この大きな花を1人で作れるようにしてあげないとならない。けれど、理解したか?しないか?になる。色なんてどうでも良い。何せ海外では簡単には手に入れられないのだから。

数少ない状況でいかに作れるか?大事なのは形。そんな中、俺のブログでウルトラソウルのくだりの話を見て、先生しか理解されない話で・・・とこんな話をしてくれたのね。

先日のジャンプの葛西さんが、ビ-ズを聴いてテンション上げる・・・なんて記事が載っていた・・・って。ただそれが大事じゃなくて、読み取るって話を広げて来たのね。

それはね歌詞。俺は稲葉さんの歌詞があって、松本さんの曲がある。単にノリだけで聴くのなら、歌詞は必要ないはず。でもね、本当に良いのなら両者のバランスだったりする。

では、もし葛西さんが俺のように、己のぉぉ限界ぃぃぃにぃぃぃ、気づいたつもりかいぃぃ・・・良いぃぃぃぃのかぁぁぁいぃぃぃぃ・・・・なんて歌詞で奮い立ったとしたら?

そんな事を感じていたら?でもその取材した人が、単に聴いていたってだけだと思っていたら?取材した人が読み取れなかった事にもなるね・・・それを読んで来た・・・。

ほぉぉぉ、流石に弟子になりたいって言っただけある。中々面白い。そうね、本人に聞かないと判らないが、最悪なのは、もしそうだとしたら?直接聞いていたのに理解出来ずに

記事にも出来ない普通な記者になる。とてもプロとは思えない。それでは単なる速記になる。もしこの方が記者だったとしたら?やっぱりノリだけじゃなくて、歌詞なんかも影響

したりするんですか?なんて質問を出来るんだろうね・・・・そしたら、他の記者とは違う取材が出来るだろうね。そうこれが個性。中々良い練習をして来るね。

これがそもそもオリジナルの作成の練習。意識無く腕だけに頼らない。まずは意識。まずは脳を動かす。いかに動いていない脳に刺激を与えて動かすか・・・である。

そんな中、キウイがキウイらしい話を始める・・・・どうやら先日、娘さんとトトロとかを観たらしいのね・・・そして私達はジブリ好きだ・・・と言うので、それでは質問。

えっと、ラピュタでパドゥとシ-タが追い込まれた時に、2人で声を合わせて言った、滅びの言葉は何?って言うと・・・さ・だ・こ・・・って。流石にリピ-タ-さんが、

吹き出していた・・・・えぇぇぇぇぇ、それはジブリファンじゃないぃぃぃって。
すると、キウイは確か3文字だったから・・・って。

それならキウイはスイ-ツ番長なんだから、ナ・ボ・ナじゃないのかなぁ?なんて話すと、同じ文字は入って無かったはず・・・だと思ってたって。惜しいぃぃぃ。って話。

実に凄いのは、こうして流れを変えられる。これは中々誰にでも出来る事じゃなくて、
とても感心する。こう言う人はチ-ムに1人いないと、俺のように昼夜関係なく仕事・・

こんな場合、親方ぁぁぁぁ・・・・餓死しちゃうよぉぉぉ・・・なんて、俺を止めてくれるだろう・・・。実にそれはそれで有難い。中々他の人は言いづらいだろうから。

あははははは。そんなこんなでお開きになると、キウイが帰ってからリピ-タ-さんが、
あんなに上手い人があんなに楽しい人だなんて・・・って。

益々、みんなと作って見たい・・・だから上手くなりたい・・・って。
何はともあれ刺激になったのなら、それはそれで良し。

そんなこんなで長い時間のお教室だったので、遠慮無く仕込みもやらせて貰って・・・
そんな中、銘木スタイルの下地が欲しいって言うので、下絵を描いて貰って急きょ1つ。


てんとう虫だって・・・・お遊びのコ-スタ-。お疲れ様でした・・・またね。

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