katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

観音様の看板の取り付けと店舗の床の仕込みにオ-ドリ-

2014-02-17 07:49:29 | 世界遺産をみんなでつくろ!
仕込みに参加しようとしていたオ-ドリ-が、この2回の雪で来られず・・・・
午前中だけではあったが、いよいよ初参加となる。

それによってカテゴリ-も、久しぶりに世界遺産をみんなでつくろうに変えた。

本人はたった数時間しか・・・と思っているだろう。ただ、この数時間がすべての始まりとなる。何もしなければ何もしないで終わってしまう・・・。

今度だ、まただ・・・って言っていると、すぐに時間は経って行く。
まずはきっかけでも・・・・手を掛けた・・・・こんな事から何かが変わって行くもの。

確かに雪で来られなかったのは仕方が無い。大事なのは自分から連絡があっての今日。
例え少しであっても、自分から今日行って良いですか?って作った時間。

何しろ大理石のモザイクをする機会なんて、そうそうあるもんじゃないし、とは言うものの、今回はこの後に玄関って話も続いている。経験値と言うのなら、少しでも慣れる事。

それもきちんと自分に身に付くものなのである。例えば、オ-ドリ-が来る前に、600mm角のタイルを切ったんだけれど、タイル屋の頃なら、年中やっていた事が、

十数年離れると、いつもと違って、これで良いかな?こうだよな?なんて、いちいち確認なんかしちゃって、完全にびびっている自分がいる。

とは言え、何十年もやってた事。1枚切ればなんて事は無く、すんなりなんだけれど。
つまりそうなったのも、何回もの積み重ね。たった数時間でも、やったか?やらないか?の

違いってものは、その内に判るだろう。そして、その数時間がやりたいと思っても、来られない人の気持ちを背負う責任や、お金を貰う仕事としての責任、そんなものを背負うと

オリンピックでは無いが、緊張感からいつもの実力を発揮出来ない・・・なんて事にもなったりする。それをお客さんが見ていても、笑って出来るようになる為にも、

まずはこの数時間は良い経験値となるはず。そんなこんなで午後は、観音様の看板の取り付け。今回は大工さんが必要なので、角嶋の親父さんに頼んだのね。

だから俺は立ち会うだけ。そもそも、良く勘違いされちゃうのは、きちんと取り付け・・・・そう言うものは、俺には無理で、モザイクとは全く畑違いな事なんだけど、

銘木を彫るなんて事を出来るなんて事が、勘違いを生むようで・・・。
切る、彫る、組み立てる、取り付ける・・・すべてが違う技術なのね。

例えば料理。材料を切る、焼く、煮る、炒める、そして、盛り付ける。
これって1つ出来れば、全部出来るって訳じゃない。

例えば勉強。国語、算数、理科、社会・・・そして家庭科に体育、そして美術・・・・・ほら、判るでしょ?体育が出来たからって国語が出来る訳じゃない。

それと一緒。それぐらいきちんと取り付けって言うのは、難しい。
ただ、これが大工さんってプロに掛かると、そんなに難しい事でも無く、プロは数時間で

きちんと終了。あっと言う間である。ただ当然、それだけの金額が掛かる事になる。
これをきちんと理解して貰うと、俺も少し楽になるんだけれど・・・・。

今回はきちんとご理解頂けているので、何事も無くすんなり終了。
ここは、毎月来られる場所だし、その分、お話も多くさせて頂いたのも大きいかな。

いずれにせよ、色々と続いている中、これで1つ終了。

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