先月までの寒さは何だったのかと思うほど、もうすっかり初夏の陽気になりました。まだ気温も湿度も夏ほどではないのでテニスをしていても苦ではありませんが、陽射しの強さだけは夏と変わりません。子どもの頃はもちろん、20代30代でも日焼けを避けるどころか、むしろ積極的に黒く焼いていましたが、40代から一転して日焼けはなるべくしたくないと考えを改めました。
美白を保ちたいとか、肌を守りたいとかよりも、日焼けをすると口の周りに小さな水ぶくれができてしまうのが困ります。口唇ヘルペスです。40代の頃に発症して以来、紫外線を浴びすぎると出てしまうので、なるべく気をつけていますが、それでも春から夏の間に2~3回はやられてしまいます。一番良いのはマスクをすることでしょうが、さすがに息苦しいので日焼け止めを塗ったりUVケア用のリップクリームを塗るくらいしかやっていません。
日焼けすると、その日の夜にぐったり疲れてしまいます。「紫外線疲労」と呼ばれるもので、目に紫外線が入ると活性酸素が大量分泌されて、脳が酸化ストレスを受けて自律神経を乱すそうです。若い頃には感じなかったのに、これも40代から酷くなりました。当初は肌の露出を防げば大丈夫なのかと思って夏でも長袖と足首まであるタイツを履いていましたが、目から入る紫外線が問題だと知ってサングラスを着用するようになりました。今ではテニスの時はUVカットのコンタクトレンズをしてサングラスして、タイツも手首足首まで覆っているので大丈夫です。むしろ遊びに出かけた時の方が全体に油断しているので危ないです。
暖かくなると冬場と違って関節や筋肉の痛みはかなり減ります。これは本当に助かります。ただ逆に動けるので動き過ぎてしまって痛めることはあります。特に鬼門はサービスの打ち過ぎによる腰痛で、冬は少し練習をしただけですぐに痛くなってしまうのに、夏は冬の3倍くらいサービスを打っても大丈夫です。今もサービス改良中でかなり毎回サービスをたくさん打っていますが痛くはありません。とは言え60代なのですから油断しないように、メジャーリーグの投手並みに球数に気をつけて練習をするつもりです。