幹事クリタのコーカイブログ

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ひとり横綱に逆戻りか?

2017-11-20 23:59:04 | 大相撲
 4横綱が揃うかと場所前に言われていた九州場所ですが、鶴竜が土俵に上がることなく休場、日馬富士は初日から連敗して3日目には暴行問題も浮上して休場、そして出続けてはいるものの稀勢の里はなんと9日目にして5個の金星を配給するという横綱としてあるまじき前代未聞の成績で休場一歩手前まで追い込まれています。

 と言うか、この3横綱は揃って引退の危機です。来年の初場所には3人ともいない可能性が大いにあります。4横綱時代がいきなり白鵬のひとり横綱に逆戻りしかねません。まあこれだけ弱くて体もボロボロの横綱など要らないとは思うので、早々に引退してくれて構いません。

 で、残る白鵬ですが、ここまで9戦全勝とさすがの安定感です。日馬富士暴行問題の詳細が少しずつ明らかになるにつれて、同席していた白鵬にもいろいろ問題があったのではないかと思われるのに、そんなことは全く相撲に影響しないあたりは、良い意味でも悪い意味でも「さすが大横綱」です。

 ちなみに日馬富士問題に隠れてしまっている九州場所は9日目を終わって白鵬が全勝で単独トップ。しかも1敗力士もいなくなり、2敗で大関豪栄道を含め6人が追う展開になっています。まあ怪我でもしない限り白鵬がこのまま優勝するのは間違いないでしょう。全然面白くありません。

 大相撲が面白くなるには、白鵬に対抗できる力のある力士が出てくるしかないのですが、日馬富士や稀勢の里がこんな状況では当分期待できません。いま若手力士に勢いがありますから、彼らが大関に昇進するくらいになるまで待つしかないと思いますが、その頃には「さすがの白鵬」も引退してしまうかも。

 ちなみに僕が未来の横綱かも、と期待しているのは、阿武咲、貴景勝、北勝富士、正代、朝乃山といった面々です。特に貴景勝、北勝富士は一気に来年番付を三役から大関あたりまで駆け上がる可能性があります。いま因縁の貴乃花部屋と八角部屋の所属だけに対抗意識も強いかも知れません。そのあたりも含めて注目したいと思います。
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