サッカー天皇杯準々決勝で名古屋グランパスは、セレッソ大阪に0-3と完敗。堅守でここまで勝ち残ってきましたが3失点もしてしまっては名古屋らしいサッカーはできません。ACLでも浦項に0-3でしたし、先日のJリーグ神戸戦も2-2の引き分け。ここのところ自慢の守備が崩されてしまっています。
日本で唯一ACL、ルヴァン杯、天皇杯、リーグ戦と4つのタイトル争いをしてきた名古屋でしたが、これで残るはルヴァン杯とリーグ戦のみ。ただJ1では1位川崎フロンターレ、2位横浜Fマリノスには大きく引き離されての4位です。優勝は不可能ですが3位神戸とは勝ち点差が3と十分逆転できるので3位が目標となります。
優勝が狙えるのは30日に決勝が行われるルヴァン杯です。相手は今日負けたセレッソ大阪です。ルヴァン杯では決勝進出も初めてですが、今日の雪辱を果たして初優勝を達成してもらいたいものです。なにせ国内の主要3タイトルであるJ1で1回、天皇杯は2回優勝していますから、ルヴァン杯もその歴史に名を刻んでほしいところです。
ただここにきて複数失点での敗戦が続いているのは、やはり過密日程による疲れが原因ではないかと思います。ただ選手層が厚いとは言えないかも知れませんが、とは言え代表入りしている選手も少ないので、やりくりをうまくしてこのチャンスをつかみ取ってほしいです。