ピアノ教室の発表会まであと3ヵ月を切りました。先生ひとりだけの小さなピアノ教室が生まれてまだ9ヵ月。数少ない大人の生徒が参加できる初めての発表会です。それでも教室で開催するのではなく劇場を借りて開催するのですから、先生の意気込みが感じられます。参加費は少々高いですがここは参加するしかありません。
発表会の曲は連弾の「ダンシングクイーン」。華やかな曲なので景気づけにも良いかなと思っています。1月から練習を始めて2ヵ月。ようやく全体を通して何とか弾けるようになりました。以前ならもっと時間がかかっていましたが、さすがに10年も習っていれば簡単な楽譜ですしこれくらいで粗削りには弾けるようになります。歩みはいかにも遅いですがさすがに後退しているわけではないと自分でも思います。
もっともこれから徐々に細かいところをきちんと仕上げていくわけですが、これがなかなか大変。まず指を本番で間違えないように完璧に覚えること、リズムのいい加減なところをちゃんと把握して正確に弾くこと、そして細かくて速いフレーズを誤魔化さずにきちんと弾けるようにすること、できることなら「表現」のレベルまで演奏をレベルアップすることです。
ピアノの発表会はサックスに比べてこれまでも失敗ばかりです。サックスはたまに練習通りに本番でも吹けることがありましたし、なんなら練習よりもノリよく演奏できたこともありました。しかしピアノは無理です。リハーサルもなしに一発本番、しかも初めて弾くピアノというのは、自分の楽器で吹けるサックスに比べてハードルがいかにも高いです。連弾の曲を選びがちなのも、せめて道連れがいることでハードルを少しでも下げたいとの思いからです。
本番で後悔しないようにこれから3ヵ月きっちりみっちり練習をします。練習をしても本番で失敗することは多々ありますが、練習しなくて本番でうまくいくことはあり得ません。練習あるのみです。まずは5月末の教室でのリハーサルが目標です。