文部科学省は英語を小学5年生から週一回の必修教科にするそうです。それも2年後から前倒しで開始するそうでが、果たしてその効果のほどはどうなのでしょうか。小学校の教諭は英語指導の経験がほとんど無いので英語の堪能な外国人(いわゆるALT)を配置するそうです。そして、その内容としては、英語の音になれ、挨拶や自己紹介などの会話ができる事を目標にしているそうで。さて、文科省は、ALTと会話するだけの英語力をつけるための研修を行う時間を小学校の先生に確保してくれるのでしょうか。それとも、英語専科(英語授業だけを行う)を配置するのでしょうか。英語よりも日本語で自分のことを語ることができることが先決だと思います。母国語で理解し表現できるようにすることをしっかりと身につけさせることが教師としては大切だと思います。その上での外国語教育だと思います。英語教育の前倒しは、英語嫌いの前倒しを引き起こすような気がします。