はなかご

　今日、諸輪地区の１００歳を越えた方の葬儀に行きました。受け付けでは香典返しといっしょに“はなかご”というものが配られていました。１００円玉を紙で包んだものです。

　初めて聞く言葉、初めて見るものだったので、地元の方に伺ってみたら、「１００歳以上の人の葬式で配る」ということでした。また、かつてはカゴに入れて揺すりながら歩き、こぼれたものを自由に拾ってもらっていたそうですが、今は省略しているそうです。

　私自身、１００歳を越えた方の葬式に出るのは初めてで、このような習慣を初めて知りました。町内の別の地区で生まれ育った方に、はなかごのことを知っているかと聞いたら、ご存知ではありませんでした。狭い東郷町でも、地区によって様々な習慣があり、興味深かったです。