いこまい館見直しアンケートが1月末に全戸に発送されます
いこまい館の見直しアンケートで示される案の概要が昨年末までに「検討委員会」でまとめられ、事務局(役場経営改革室)が全戸発送に向け作業中です。
アンケートでは、いこまい館の「健康の拠点」への見直しへの賛否、検討委員会がまとめた3つの案のどれに賛成か、そして見直しそのものへの賛否が問われます。当然、現状維持を求める人も意思を示すことが可能な形になっています。
返信封筒で役場に送り返すようになっているので、積極的な協力を私からもお願いします。
「行ったことがないから意見を出しようがない」か?
成人の日、午前は傍示本地区の方のお宅で、午後は押草団地にある集会所で町政報告会を持ち、12月議会の報告の他、役場の事務見直し、いこまい館の見直しについて話しました。
1案から3案の共通点(運動浴室の周辺にトレーニングジムを整備)とそれぞれの案の特徴(1案…1階に診療所、2案…2階の保健センターに加え1階に成人検診の施設、3案…子育て支援ゾーンを充実)などを紹介しました。そして、健康づくりの拠点にふさわしい施設にするためには1案がいちばん分かりやすいと、私の意見も付け加えました。
しかし、私の説明が、施設の配置換えを中心にしたものになってしまったようで、「あんまり行ったことがないから、よく分からん」というご意見が。
いこまい館をあまり利用したことがない人にとっては、アンケート自体に関心が持てないかもしれません。また、いこまい館が多数の住民に必要とされていない施設だから、関心を持ってもらいにくいという現状があるかもしれません。だからこそ、建って間もない施設なのに見直しが提起されているということでは、と答えましたが、理解してもらえたでしょうか。
アンケートは施設のこれからのあり方を問うものだと思います。直感的に答えてもらえると良いのでは、と思います。
住民の意思を捉える機会に
議員どうしの雑談で、診療所の移転でどれだけ費用がかかるか分からないなどとおっしゃる方もいますが。
診療所を移転する案が住民アンケートで選ばれないかもしれないし、もし選ばれたとしても検討委員会がアンケート結果を受けて町長に答申するとき、どう答申するかも分からないし。答申を受けた町長が、設計図をつくる段階で、実現不可能と、いこまい館の改造を断念するかも知れないし。
アンケートがある程度の考え方や可能性を示し、住民に考えてもらえる機会になれば。そして行政が住民の意思を的確に捉える機会になれば良いのでは、と考えています。