東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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5月20日東郷町長選挙 40億円のムダづかいストップ! 争点は「道の駅」

2018年05月19日 | 日記
いよいよ「選択の日」…町長選の争点は不要不急の「道の駅」を「借金」して40億円もかけてつくるか、「道の駅」をやめて町民のために税金を使うかです。

40億円って?

 40億円は、東郷町の一般会計予算(約123億円、平成29年度)の3分の1に当たる額です。小学校2校分(兵庫小学校校舎建設)や「いこまい館」建設に近い金額です。
「国もお金を出すから道の駅をつくるチャンスだ」との意見もありますが、国がお金を出すかどうかは未定です。
借金返済や運営費が大きな負担になります。
町民が「いらない」と言っている「道の駅」を止めて、町民のために税金を使う町政を実現しましょう。

「道の駅」いらないの声

○東郷町の「道の駅」を和合ゴルフ場の北につくると聞いているが、町民が使える施設とは思えない。(御岳・男性)
○「道の駅」で売る東郷町の農産物って何があるのかな? 今の「グリーンセンター」で十分だと思います。(春木台・女性)
○国道153号は、豊田方面への通勤自動車が大半で、観光バスなんて見たことがない。(白土・男性)

「何円でもいらないモノはいらない!」
20日の町長選は、町民不在の町政を変える「いまたけんじ」候補に投票を!


 道の駅建設費について相手候補(前副町長)は「参考にしている道の駅は総事業費が18億円。どこに40億円という数字が出ているのか。」(「中日新聞」5月16日付)と、いまた候補を批判しています。確かに町は「岡崎市の国道1号線沿いにあります藤川の宿、こちらの総事業費は約18億円」(2016年6月議会での答弁)と説明しています。藤川宿の事業費は約19億円(財源は国から約11億円、市から約8億円。市からの財源のうち補助金万円、起債2億5200万円、一般財源5億5000万円)で、敷地面積は1.3ヘクタールです(昨年11月、議会の総務経済委員会が藤川宿で受けた説明より)。

 先週末ごろには、東郷町が考えている道の駅は「8~10億円」だとし「40億円は根拠なし」との意見も町内に流されました。この金額は、昨年3月に町が「0.8ヘクタール」を想定したときに示したものです。

 しかし、東郷町が現在想定している広さは、昨年8月に示した「上限4ヘクタール」です。その直前の昨年7月、和合ゴルフ場北側の国道153号沿いが候補地に決まったときには2ヘクタールという規模を示していました。議会や住民にまともな説明もなく、「8~10億円」としたときと比べて2.5~5倍の規模で「道の駅」が進められようとしています。

 一方、建設費や財源については、議会で質問されても「基本計画で示す」としか町は答えず、現在まで明らかにされていません。その基本計画も今年3月末までに策定する予定だったのに、6月末まで延期され、基本計画の案を示すための「道の駅検討委員会」も5月15日に開く予定だったのに延期されています。

 「8~10億円」としても「18億円」としても、町が示した2ヘクタールや4ヘクタールでは、この金額で済むとは考えられません。国からの財源も未定です(「広報とうごう5月号」など)。

 説明責任を果たしてこなかった町政を副町長として進めてきた加藤ひろし候補や加藤候補を支持する議員たちが、世論に押されて苦し紛れの説明をしています。

 「たとえ8億円でも1億円でも、1円でも、いらないものに税金を使わせない」の世論を広げ、いまた町長の誕生で「道の駅推進」「住民不在」の町政から、町民のための町政に切り替えましょう。
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