東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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白鳥4丁目押草団地

少人数学級の拡大を!

2015年12月31日 | 日記
 12月議会の一般質問で少人数学級の拡大を求めました。

 一人ひとりの子どもに行き届いた教育の実現のために、少人数学級の推進が必要です。
 少人数学級を実施している自治体は、少人数学級に期待することとして、きめ細やかな指導ができること、子どもとのコミュニケーションの充実などを挙げています。
 効果としては、基礎的な学力の向上、欠席児童の割合の低下などを挙げています。

 東郷町では小学校1・2年生と中学校1年生で35人学級が実施されています。その対象学年を広げることと、30人学級の実現を求めました。

 教育部長は、「生徒一人ひとりに目が届きやすい、学級運営を効率化するのに効果があった」と述べ、少人数学級の効果を認めました。また教育部長は「小学校1年生が集団行動ができない、先生の話が聞けない、中学校1年生がいじめ、不登校に対応するために35人学級がされた」と背景を説明しました。

 しかし「どの学年からするのかという問題もある。すべての学年でできればいいが、現在、考えていない」と消極的な答弁をしました。

 また30人学級についは「すべての学年で35人学級が実現されてから考えるべき」との考えを示しました。

 なお、教育部長は少人数学級の拡大に必要な費用として「(1学年に)1クラス増やす必要があるとして、1教室、1人の担任、0.5人の補助教員が必要だとすると1650万円(年間)必要」と述べました。

 小学校で35人学級の対象学年を1学年広げて3年生までをするとして、6校分として9900万円。この金額にはさらに検証が必要です。

 県内には独自の努力で少人数学級を広げている自治体もあります。東郷町でも少人数学級を進めるためにがんばります。
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