黄宗羲の暦算関係(暦学・天文学・数学)の著作をまとめてある。
『暦学假如』
『授時暦故』
『日月経緯』(新推交食法)
これらの著作から判ることは、黄が中西両方の暦算に通じていたということ、そして顧炎武とは異なり、知っているだけではなく自ら計算できたということである。著作中、計算と数字の羅列が続く箇所が多い。数学的頭脳の持ち主だという印象を強くうける。
巻末に呉光という人が「黄宗羲遺著考(五)」という論文を書いておられるが、その「二 暦算著作考」は、非常に教えられるところが多い。
(中国 浙江古籍出版社 1992年12月第1次印刷 1993年11月第2次印刷)
『暦学假如』
『授時暦故』
『日月経緯』(新推交食法)
これらの著作から判ることは、黄が中西両方の暦算に通じていたということ、そして顧炎武とは異なり、知っているだけではなく自ら計算できたということである。著作中、計算と数字の羅列が続く箇所が多い。数学的頭脳の持ち主だという印象を強くうける。
巻末に呉光という人が「黄宗羲遺著考(五)」という論文を書いておられるが、その「二 暦算著作考」は、非常に教えられるところが多い。
(中国 浙江古籍出版社 1992年12月第1次印刷 1993年11月第2次印刷)