『中国学の十字路 加地伸行博士古稀記念論集』研文出版2006年4月収録、同書492-505頁。
以下は、内容にあまり関係なく(とても為になったが)、読んで私が勝手に連想したこと。
文言文においては、SVO構文のV即ち動詞が、必ずしもSが主体ではなく、Oであっても好いらしい。そして、SOの状況を第三者(つまり話者)から眺めて形容する形の動詞でも可能らしい。だから「借」は(かりる、かす)両方の意味を持ち、「市」は(うる、かう、うりかいをする)となりえるのか。
以下は、内容にあまり関係なく(とても為になったが)、読んで私が勝手に連想したこと。
文言文においては、SVO構文のV即ち動詞が、必ずしもSが主体ではなく、Oであっても好いらしい。そして、SOの状況を第三者(つまり話者)から眺めて形容する形の動詞でも可能らしい。だから「借」は(かりる、かす)両方の意味を持ち、「市」は(うる、かう、うりかいをする)となりえるのか。