中見立夫編 『境界を超えて 東アジアの周縁から』 2013年04月15日 | 地域研究 再読して、回族の民族認定が若干特殊視されていることにあらためて気が付く(中見「序章」本書29頁)。そして漢族についても理由は違えど、同様の疑問が呈されている、「ひとつの『民族』としてとらえうるものなのか、その根拠は判然としない」(同上)と。どちらも「中国における『民族』の概念と範囲」の「独特さ」の例として引かれる。 (山川出版社 2002年4月) #本(レビュー感想) « 劉正愛 『民族生成の歴史人... | トップ | ウィリアム・ヒントン著 加... »