書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

福井佳夫 『六朝の遊戯文学』

2018年04月19日 | 文学
 出版社による紹介

 文学のむずかしさがありありとわかる。つまるところ、「私はこう思う、感じる」「こう読んだ」「こんな印象を受けた」になってしまう。論者の感性と結論に、それを客観的に裏打ちすべき方法論が追いついていないのである。

(汲古書院 2007年10月)