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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「群大教授暴言『福島の農家はオウム信者と同じ』」

2011年12月08日 | 
▲「YOMIURI ONLINE(読売新聞)」2011年12月8日19時36分。(部分)
 〈http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111208-OYT1T00946.htm

 同大によると、問題になったのは「セシウムまみれの水田で毒米つくる行為も、サリンつくったオウム信者と同じことをしてる」「福島の農家が私を殺そうとしている」などの書き込み。6月以降、再三注意したが改善されなかったという。
 早川教授は8日、記者会見を開き、「放射能の危険性を多くの人に迅速に伝えるために、あえて過激にした。処分は学問の自由を奪う行為で、大学の自殺」と批判した。


 これで通ると思っているのだろうか。サリンを製造所持したり撒いたりするのは、違法であって立派な犯罪だぞ。一方米作りのどこが違法か。
 オウム真理教繋がりで思いだしたが、これは擁護派で立場は逆になるが、中沢新一という人は、坂本弁護士一家失踪事件に関して、「自分が創価学会をはじめとする宗教団体に調査した結果、どこの宗教もオウムの仕業じゃないと言った、別の組織によって八丈島へ連れて行かれて、もう埋められとる」と聴衆に向かって発言したが、講演の後で取材にやって来た新聞記者にそのことについて聞かれると、「ウソに決まってんじゃん」と答えたという(注)。この仁も、それで通ると思っていたのだろうか。
 双方すこしく意味は違えどどちらも無責任としかいいようがない。

 。『別冊宝島229』(1995年8月)での小林よしのり氏証言。テリー伊藤氏との対談「対決!お笑いオウム真理教」において。同書135頁。