書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

廣松渉 『生態史観と唯物史観』 

2008年06月03日 | 社会科学
 冒頭「原本はしがき」によれば、もと「現代の眼」1978年4月号から7回に分けて掲載された由。つまりいわゆる「『文明の生態史観序説』論争」がおこなわれてから(実際のところ論争など存在しなかったが。少なくとも梅棹氏と批判者の間では)、20年後に書かれたもの。
 難しくて解らず。

(講談社版 1996年7月第3刷)