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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「【コラム】日本大使館の前の少女像(1)(2)」

2011年12月16日 | 
▲「中央日報」2011年12月16日12時02分、キム・ヨンヒ国際問題大記者。
 〈http://japanese.joins.com/article/535/146535.html?servcode=100§code=140
 〈http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=146536&servcode=100§code=140

  少女像のメッセージを正確に読まなければならない日本政府は少女像の撤去を韓国政府に要求する。ウィーン条約に駐在国は外国公館の安全と品位を保護する義務があるという規定を挙げそうしたとんでもない要求をしている。少女像のどこにも日本帝国の天人共怒する蛮行だのどうだのという糾弾の一言がないのに日本の人たちは慰安婦らの人間的尊厳性が踏みにじられた事実よりは自分たちの大使館の安全と品位を先に考える。
 韓国政府が少女像がそこに建っているということのほかには日本大使館の安全を脅かすこともその品位を落とすこともない少女像の撤去要求を断ったのは当然だ。少女像は政府の参加がなく純粋な市民募金で作られたものなので政府が撤去を要求できないというのが韓国政府の公式立場だがそうした外交的修辞を離れ、平和の碑をそこに建てたのは慰安婦と市民らの正当な権利で意志表示だ。全く政府が割り込む余地がない問題だ。
 (1)

 やはり自分たちのやっていること、言っていることが外からどう見えるか、かえって自分の品位と格式を傷つけていることにはまったく気が付いていないらしい。異常である。それを置いても、この記事を書いた筆者の肩書き「大記者」とは何だろう。正式な職名にせよ、このネーミング感覚もわからない。やはりこちらか( from 「ご隠居さんの『こりあうぉっちんぐ』」)。それとも羽織ゴロか。我が国では羽織ゴロが巣くうのは小新聞(こしんぶん)と相場が決まっていたのだかな。

「ノーベル平和賞に対抗する中国『孔子平和賞』 2年連続で受賞者欠席」

2011年12月13日 | 
▲「大紀元日本」11/12/12 08:28、翻訳編集・叶子。(部分)
 〈http://www.epochtimes.jp/jp/2011/12/html/d17018.html

 審査委員を務める北京大学の孔慶東・〔ママ〕教授は授賞スピーチとメディア取材で、プーチン首相を絶賛しながら、米国を痛烈に批判し、「米国はならず者国家で、強盗の国だ。米国は全世界の平和を壊した。米国が存在している限り我々の平和がない。世界各国の国民は立ち上がり、このならず者と闘争すべきだ」などと発言し、プーチン首相は平和を守ると評価。現代のノーベル平和賞は変質してしまい、平和に関連しない人に授与されていると非難した。

 孔慶東氏とはこんな人です。言っている内容もさることながら、こういう人が審査委員を務めている「孔子平和賞」は、私には「女性国際戦犯法廷」と似たようなものに見えてしまう。とりあえず下品だね。

「息子の結婚式を盛り上げたかった=ストリッパー呼んだ父親に罰金刑―中国」

2011年12月12日 | 
▲「レコードチャイナ」2011年12月10日 18時43分、翻訳・編集/KT。(部分)
 〈http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=56802&type=

 2011年10月、江蘇省徐州市豊県の張成(ジャン・チョン)さんは息子の結婚式の準備で大忙しだった。結婚式を盛り上げるために「スペシャルサービス」がある李維(リー・ウェイ)率いる楽団を呼び寄せた。スペシャルサービスとはすなわちストリップ。
 これは大反響を呼び、200人以上の村民が結婚式に駆けつける盛り上がりとなった。張成さんも満足したが、翌日、思わぬ事態が発生した。なんと警察に逮捕されてしまったのだ。


 従業員の温泉慰安旅行に、大広間の宴会で女体盛りをセットする会社社長のような心境だろうか。しかしそれにしても、出席者は男ばかりではなかっただろうに、その辺はどう考えたのだろう。

「群大教授暴言『福島の農家はオウム信者と同じ』」

2011年12月08日 | 
▲「YOMIURI ONLINE(読売新聞)」2011年12月8日19時36分。(部分)
 〈http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111208-OYT1T00946.htm

 同大によると、問題になったのは「セシウムまみれの水田で毒米つくる行為も、サリンつくったオウム信者と同じことをしてる」「福島の農家が私を殺そうとしている」などの書き込み。6月以降、再三注意したが改善されなかったという。
 早川教授は8日、記者会見を開き、「放射能の危険性を多くの人に迅速に伝えるために、あえて過激にした。処分は学問の自由を奪う行為で、大学の自殺」と批判した。


 これで通ると思っているのだろうか。サリンを製造所持したり撒いたりするのは、違法であって立派な犯罪だぞ。一方米作りのどこが違法か。
 オウム真理教繋がりで思いだしたが、これは擁護派で立場は逆になるが、中沢新一という人は、坂本弁護士一家失踪事件に関して、「自分が創価学会をはじめとする宗教団体に調査した結果、どこの宗教もオウムの仕業じゃないと言った、別の組織によって八丈島へ連れて行かれて、もう埋められとる」と聴衆に向かって発言したが、講演の後で取材にやって来た新聞記者にそのことについて聞かれると、「ウソに決まってんじゃん」と答えたという(注)。この仁も、それで通ると思っていたのだろうか。
 双方すこしく意味は違えどどちらも無責任としかいいようがない。

 。『別冊宝島229』(1995年8月)での小林よしのり氏証言。テリー伊藤氏との対談「対決!お笑いオウム真理教」において。同書135頁。

「豊臣秀吉復活させたトヨタのCM、『韓国無視』と非難の声」

2011年12月06日 | 
▲「中央日報 Joins.com」2011年12月06日11時37分。(部分)
 〈http://japanese.joins.com/article/204/146204.html?servcode=A00§code=A10

 動画サイトのユーチューブを通じてCMを見たネットユーザーらは、「韓国と日本を不快な関係にした歴史的人物を有名俳優まで動員して美化したことは韓国を無視したもの」〔略〕という反応を見せた。

 朝鮮を侵略した豊臣秀吉が21世紀に復活するという広告の内容は韓国のネットユーザーらから叱咤を受けている。  (太字は引用者)

 殺意を覚えるほどばかばかしい。

「横浜・中華街の肉まん、JAL機内食に」

2011年12月03日 | 
▲「YOMIURI ONLINE(読売新聞)」2011年12月3日13時17分。
 〈http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111203-OYT1T00272.htm?from=main7

 日本航空は、横浜・中華街の老舗肉まん店「江戸清・りーろん」と共同でオリジナル商品「AIR肉まん」を開発し、今月から一部の国際線で機内食として提供を始めた。/来年2月末まで、日本からニューヨークやロンドンに向かう欧米路線のプレミアムエコノミー、エコノミークラスで出される。

 ええなあ。2月末までといわず、私がいつか乗る日まで、やっといてくれ!

「なぜ成都が1位じゃないんだ?『美人の里ランキング』にネットユーザー大激怒―中国」 を読んで

2011年11月29日 | 
▲「レコードチャイナ」2011年11月29日 17時49分、翻訳・編集/NN。
 〈http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=56430

 2011年11月27日、中国で有名な「美人の里」といえば四川省成都だが、ネット上に突如現れた「美人が多い都市ランキング」で1位と2位を湖南省の都市が占めたことから、ユーザーらがインチキだと不満の声をあげている。台湾NOWnewsが伝えた。
 
 私の見た中国美人は、一に東北、二に河南、三・四がなくて五に湖南だった。正確には、一は満族と漢族である。二は満族、五は土家族と漢族。台湾は中国ではないのでここには入れぬ。
 というか、審美眼に共通普遍の基準なんどあるかよ。ほんとにバカだな。

「ボージョレ・ヌーボーはバブルの遺産 人気低迷の理由とは…」

2011年11月28日 | 
▲「msn 産経ニュース」2011.11.27 18:00
 〈http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/111127/wec11112718000002-n1.htm

 といわれると買って飲みたくなる、20数年ぶりに。しかし人気がないといいながら酒屋では毎年よく見るぞ。それも手頃な価格で。酒屋も商売だから売れなければ仕入れないだろう。「解禁イベント」も含め業界の思惑まるごと“高く”売れないと、「人気低迷」ということになるのだろうか? 

「大学生時代のキム・テヒ、友達とファミレスで…一人輝く」

2011年11月24日 | 
▲「中央日報 Joins.com」2011年11月24日11時49分。
 〈http://japanese.joins.com/article/856/145856.html?servcode=700§code=710

 浅田真央さんのときもそうだったが、このメディアは誰かを持ち上げたりくさす場合、関係のない周囲の人間を巻き添えにする、はっきりいってダシにする。そこまで神経が回っていないのかもしれないが。浅田さんのときは、浅田さんを貶めるためにシャネルをくさして、たぶん要らぬ敵を作った。今回はキム・テヒさんを持ち上げるためにたんに彼女の大学時代の同級生だったというだけの一般人を笑いものにした。写真に写っているこの人たちは、まちがっても「中央日報」のファンにはならないだろう。いったい彼らが何をしたというのか。
 日本では勝海舟以来、「偉くなるほど愚かになる」というが、韓国では「有名になるほど愚かになる」のだろうか。国会議員のくせに議会制民主主義を否定して恥じない野党議員のように。あるいは「声がでかいほど愚かになる」ということなのかもしれない。この芸能人のように。「中央日報」の記者氏たちもまたそうだ。私の知っている市井の韓国人は率直で、なかには相手のプライバシーにずいっと無遠慮に踏み込んでくる人もいるが、そういう人は自分のことを語るについても率直である。要は彼らは開けっぴろげということで(そして、慎み深いひとも、もちろんいる)、つまりはあんた等のように愚かではないぞ。公人(あるいはその取り巻き)になると馬鹿になるのか?