合格発表

2014-02-07 20:19:37 | 辞め塾通信
学習塾はこの時期いろいろとシンドイですね。

特に合格発表は苦手。

塾に大勢の生徒がいる場合は一程の合格者数はとれます。
しかし目ざす処に届いたかどうかが問題。

個人塾ですと生徒数が少ないので、何割かは通るだろう
・・的な、安心感がありません。
でも、生徒把握がしやすいので事前の予想はし易い。

いずれの形態でも、たとえ思った以上の結果が出ても、
一人でも目標に届かなければ、残念!
喜んでいる場合ではありません。

山口中学部の3Aで23人中、難関高19人合格というのが
私の経験でいちばん高い割合でした。(←確か・・・)
あと何人かでパーフェクトだったのに。

広島の難関高校受験は狭き門ですからね。

とはいえ第一志望に100%というのはまず無理。

また、最終的な「第一志望」が本当に望んでいたもので
あったかも疑問です。
力をつけていたらもっと上を望めたかもしれない・・

合格率優先の塾では危ない生徒を排除すると聞きます。
それをしたら100%だって可能だけれど。

もちろん、そんな塾は「自分たちの数字のために
辞めてもらうのではなく、生徒のためを思って
申し上げているのだ」と言われるでしょうけれど。


例によって話が逸れてきました。

世間的には、塾の最大の商品が受験ですから
当然、問題も多く存在します。
(繰り返しますが「問題はない」という立場もアリ)

私が嫌いなのは、「A校何名・B校何名・・」という
広告宣伝ですね。

細かく見て行けば、そのほとんどが重複合格で
(40名通ってるのかと思ったら実は20名とか)
ただ表面的な数を増やすためにいろいろな作戦を
とる塾が多いようだということです。

重複を差し引いて合格者数を広告するなんて
見たことがありませんね。
塾と言われるものの志の低さです。

けれどもそういう手でも使う塾が営業的には
成功するお国柄のようです。
残念。


合格発表を待つまでの「イヤ~な気分」
振り返れば頭の中は真っ白なのですが
待つ最中の長いこと、長いこと・・

自らの利益に直接かかわる事ですから、その緊張は
仕事のうちなのですが、それにしても嫌ですねえ。


今春の「辞め塾」は中学受験1名、高校受験2名でした。

一人は第一志望校に届きませんでしたが、二人が
広大付属高校、井口高校に合格しました。

ひと息。

二枚舌的、共産党

2014-02-07 17:42:25 | 塾あれこれ
もともと左翼政党はリクツが勝って融通が
利きにくいところがありました。

それが一定の信頼性を与えてきたことも事実です。
また逆に伸び悩みの一因でもあるようです。

政治オンチちゃうか、と思うことすらあります。
プロには違う理屈が存在するらしい・・・皮肉です。

よって、都知事選で脱原発候補を一本化しないやり方も
それなりの長期的な考えがあるのだろう、と。

尤も、ずっと昔から「長期戦略」でやってるわりには
全く結果が出ていないので、「わざと負け続けている疑惑」
を持ってしまう私なのであります。

それはさておき、選挙では勝ち負けの予想は別物で
「日本共産党」を主張するという点ではスジが通っています。

では、大阪市長選はどうなのか?

スジを通すべきか
地方政界の事情を優先させ「立候補なし」に乗っかるのか。
・・と迷っていること自体、この党は実は口先と現実とが
乖離してることの証明のように思えます。

堂々と候補者を立て、自分たちの主張を述べるべき
それが戦後民主主義の原点ですよね。
共産党の基盤でもあるのではないですか?