陰り始めた安倍

2014-02-01 13:02:11 | 塾あれこれ
昨年末以降、さすがの安倍政治にも
影が見え始めています。

アメリカからの様々な圧力
欧州の一部からの視線の悪化
外交では具体的成果が上がらず
株価も低迷が続くかもしれません。


上記をもう少し具体的に見ると

靖国参拝と米国の「失望」
海自艦事故
名護市長選挙
財政収支の最悪化
TPPが行き詰まる懸念
ダボス会議の発言が危機感を煽る
NHK新会長発言
円高株安
貿易赤字等の最大化(大幅です)
訪印不発
公明とのすり合わせの悪さ

・・など、良いニュースがありません。


都知事選では勝ちそうですし、昨年の経済の
数字も悪くないものも多いですから、
そんなに心配ではないのかもしれません。

しかし、

米国の経済コントロール
中国の経済下降

この進み具合により、アベノミクスが画餅であると、
昨年たまたま円安に振れ株価が上がったのを
さも自らの手柄と言っていたのがバレますね。

まあ気分だけでも一部に景気の高揚感があることは
良いことでしょう。
しかしそれはアベノミクスなるもののプラシーボ効果
であったことが明確になるでしょう。

そもそも現在の世界経済は、インフレのリスクを
なんとか顕在化しないよう誤魔化している段階で
その中では先進国はデフレ基調となりやすいのです。

デフレで困るのは主に企業ですが、その実
より安い部品を買い、安価な労働力を求め
デフレ圧力を掛けているのも企業じゃありませんか。
先進国の自分勝手な病いです。

円安で一部企業は儲かったと言いますが
円の価値が下がった分、実質損ではありませんか?

自国の通貨が下がって喜ぶ国民って日本ぐらいでしょ。

安倍政権にはもっとシビアな評価が必要です。