『あまちゃん』記事に見る産経新聞の二流性

2013-06-08 17:21:09 | 塾あれこれ
『あまちゃん』が関西で受けない理由、という記事が
産経新聞に載っています。

割合、長文ですが中身は平凡でした。
東西の気質の違い、だとさ。
「それぐらいなら誰でも書くわ、ボケ」


関西は笑いが「濃い」・・上から目線風な言い方!
よって関東の味が分からないだろう、という記事です。

東西の上下の判断は個人差があるでしょうが
さすがサンケイは東京目線がキツイ。
関西はコテコテじゃないと笑いではない、
関東は笑いもソフィスティケイトされている、
と言いたいらしいようです。

『あまちゃん』の視聴率をネタに、優越感表明でしょう。
「関西じゃ、分かんねえだろ」ってね。

じゃ、何で関西芸人ばかりが関東で活躍してるのかなあ。
江戸らしい笑いは、浅草だろうけど、あれで良いのかね?
(私にはタケちゃんなんかどこが面白いんだか、
 自虐風に笑ってりゃ良いってもんでもないのですが、ね)


朝ドラ視聴率をお笑いだけで「解説」しちゃうのも
ずいぶん乱暴ではありますが、とりあえず「お笑いの質」
なるもので考えただけでも、産経新聞には異議あり!

関西の方がお笑いの質が高くて『あまちゃん』じゃ
笑えないと。そこで視聴率が低いとも解説できますよね。

私など『あまちゃん』で「どこが可笑しいの?」が
多々あります。
古いギャグだが、ヒネっていないのは、どいうこと?
マジのギャグかい??


問題はこの程度でドラマとして成り立つことですね。

子育て中の親世代くらいに受けてるのではないか?
あのテンションでモンスターペアレントやられちゃ閉口。

「無恥な人々大騒ぎ」というイメージしかないんですけど
日本中そういう人種になっちゃってるのかもね。

でだ、そいつらが新聞書いてるんだ・・・


辞め塾の爺が新聞に噛みついてどーする?
相手にもされないぞ・・なのですが。

辞め塾通信⑥

2013-06-08 10:05:19 | 辞め塾通信
「お忙しい処、申し訳ございません。
わたくし、学習塾をいたしております井上教室と申します。
塾宛に御案内や資料をお送り頂く件なのですが・・」

「少々お待ち下さい」
何かクレームではないか、と緊張される方もおられます。

暫くして
「はい、もしもし」
殆どご自分の名前を仰いません(会社なら叱られますね)

私「長らく資料などをお送り頂いてきたのですが
  このたび塾を辞めることになりまして・・」

すでに十数件の電話をしましたが、色々な対応があり
面白い、と言えば先方に失礼なのですが・・・

☆「それは残念、御苦労さまでございました」
☆「そうスか。念のため、名前の確認を・・」
☆「はい、はい」

など、かなり温度差があるものです。
小さな塾だからこそ見えてくる景色ですね。

まあ、相手の方も電話番のような人もおられれば
たまたま管理職しかおられないこともあれば、色々。
(出来の悪い教頭もおられました、世間じゃ通用しないよ)

およそ事務職系は比較的まともで
先生系は面倒くさそう「辞めんならもういいじゃん、
塾?ウザイうざい」

事務のボス(みたい)で態度がでかい方もおられますので
一概には言えません。

事務系でも愛想は良かったのに郵便物は止まらず、なんて例も。

Eメイルでご挨拶を送ったのに「無視」された広報も
いらっしゃいます。
「分かったよ」くらいの気分でしょうか。

(届いたかどうか、くらいは反応しろよな。)


私がエバリたいのではなく、そんな学校がたまたま入試の
偏差値が低~い処だと「やはりね」と思ってしまうから。

学校全体で盛り上がらなきゃ、野球部にばっかり手を入れても
それだけじゃあねぇ・・と思ってしまうのです。

経営がなりたってれば、それで十分・・って寂しい。
金を払っている生徒はどうなるの?


塾がどう挨拶すべきか、一応、検討はしました。

学校へ挨拶に出向くべきか。それはねえオオゲサだし
たかが家でミニ塾をしてる処が辞めるくらいで・・
(足がないので学校廻りが面倒でもあります)

封書で御挨拶状を一斉送付するか、
これも小さな塾ではオオゲサにすぎます。

で、結局手抜きで、資料を送ってこられた処へ、都度
電話を差し上げるということになりました。
非礼だ、と思われても仕方ありません。
(どーせ辞めるんだし・・)

ともかく資料を貰いっぱなしでゴミになってもいけないし
あちら様には送料もかかるし、
連絡だけは、しておこうと・・

で・・全体的には後味が良くない事が多かったですね。
(まだこれからも電話は続きますが)


もちろん、「いずれ辞めると言われても、最後まで
ご案内・ご連絡はいたしましょう。」と言って下さる方も
おられます。
有り難いですね。

反対に、じつは住所は合ってたが「井上塾」という間違った
名前で送付されてきていた学校があり、その旨申し上げ
「井上塾」って別に実在するので、万一間違いがあってはと
電話申し上げました、ところ・・・
(内心)「爺がくどくど。何言うとる。はよ電話切れ」って風な
対応もありました。
それって伝わりますよ、入試偏差の高い某女子校さん。


一般的な話ですが、近頃、「復唱」がありませんね。

「すみません、今のご用件を確認させて頂きます」
ってのが少なくなりました。

年寄りとしては「今の若い奴は、情けないねえ」

学校だけがレベル低下、ではないのかしらん。