ボスケVSスコラーリ

2013-06-28 18:44:52 | 塾あれこれ
コンフェデ杯は予想通りブラジル対スペインに
なりました。
多くの人が思っていた通りですね。

やはり強い処は強い!

今はスペインがNO1ですが(勝つかどうかは別として)
一年先はどうなっているでしょうか。
ブラジルも強くなっていると思いますね。
そのうえ地元開催ですから。

この決勝、両監督の対決が面白そうです。

かたや現在世界一のチームを作り上げたデル・ボスケ
一方もかつて世界一の実績を持ち、近年落ち目になった
ブラジルを再生させるべく実績を上げつつあるスコラーリ

何だか、顔つきまで似ていると思いませんか?


サッカーの監督って一体どれほどチーム造りや試合結果に
影響を及ぼすのか、分かりづらいですよね。

野球の監督なら試合の進め方にかなり細かく自分の意向を
反映できますが、サッカーだとピッチの横で何かを
叫んでいるだけですからね。

ベンチで座り込んで何もしていなそうに見える監督も
いるほどです。

作戦たって、大まかなもので、結局は選手が試合の場で
反応する面が強いですからねえ。

とある試合を監督の采配で負けた、はっきり分かること
なんて少ないですよね。
野球なら「また、ノムラがワンパタン・・あそこで何で・・」


とはいえ、何故か、特定の監督がメチャ強いチームを
造る事も事実です。

デル・ボスケが選手を換えると、登場したのが
点を取る、なんてよくあります。
こんなに結果が出るなんてやはりすごいジイさんだ。。。


楽しみですね。
(生では見ないけれど)

ボイジャーの旅

2013-06-28 15:09:35 | 塾あれこれ
毎日新聞によるとNASAの発表でボイジャー1号が
太陽系の果てに到達したようです。

何をもって果てというかシロウトには分からない。
太陽の影響で遠い宇宙も質が変わっているようで
しかしついに影響力の限界点にまで行ったようです。
(途中いろいろな発見もあったそうです)

太陽系の果てには、似たニュースが何度かあったように
思いますが今回は多分大丈夫。

これからは太陽系外の宇宙に向かうわけですが
どこまで遠くから情報が来るのでしょうね。
ボイジャー自身のエネルギーも限りがあるでしょうし。


地球から打ち上げられたのが何と1977年
ずいぶん昔ですね。

ネットで見ると77年とは連続ドラマ『岸辺のアルバム』
が流れていた年だそうです。
横田めぐみさんが拉致されたのもこの年。

それから3年後、土星の写真が地球に届きました。
わくわくしましたね。

以後30年以上飛び続け、現在は時速6万kmだそうです。
どんな速さなんでしょうね。
物にぶつからないというのもすごい(文系的感想です)

猛烈な遠くを、これまた凄い速さで飛んでるってのが
地球にいて分かるってのも、すごい。

途中から映画を見る

2013-06-28 09:21:38 | 塾あれこれ
私が子供のころは映画というものは必ずしも
初めから見るものではなかったようです。

必ず初めから見て、途中入場はしない、というのは
岩波ホールが始めたことではないですかね。
とても気持ちが良かったものです。
つまり当時は途中入場が当たり前であり、煩わしかった。

ただし、岩波ホールには、例えば電車が遅れたりして、
その回が見られなくなった経験もありましたね。


昔はほとんどの人が映画を途中からでも構わず
見ていましたね。
「もう始まっちゃってるよ、今からは入れない」
なんて言えば「絶交」されかねない空気でしたね。

で、二本立てなどでも、ひとあたり鑑賞し、
最初の映画に戻って、見始めたところまでくると
「ん、見た見た」と映画館を後にするのです。

映画の筋などは自分の頭の中でつなげていましたね。

というより映画の構造が単純だったから、未見の処を
改めて見なくても大丈夫、なんてこと迄あったようです。

映画を見ている途中に人が出ていったり(足を踏まれ)
その席へ別の人が入ってきたり(また膝がぶつかる)
良いシーンでもブチ切れ状態にさせられます。

さらにセコい映画館だと、場内への客の出入に際して
明かりが入ってき、上映効果が台無しになりました。

呼び出し、なんてご存知ですか。

映画を見ていると、出入口から劇場の従業員が現れ
(光が差し込むんだよな)

「五日市の井上さ~ん、オウチからご連絡で~す。
 早く帰ってくるようにイ~」
大声で場内に叫ぶのですね。(広島弁では、オラブ)

はい、静寂な場面だろうが泣けるシ-ンだろうが
お構いありません。
子供ですらシラケましたね。

上映中の煙草もすごかったし
時折フィルムが切れて上映中断ってのもあったりね。

そんな有様でも映画は娯楽の王様でした。


小学校一年だったか二年だったか
一家で映画に行ったことがありました。

一大イベントです。
いまなら有名遊園地に行くくらいの興奮です。

親爺の仕事の関係で当然のごとく途中入場。
映画は子供でも分かる『海底二万マイル』
ヴェルヌ原作の楽しいSF映画でした。

真っ暗い場内に入ると右手に大きな画面。
上映はとっくに始まっています。

目に飛び込んできたのは
潜水艦が現れて海中を進み、海底から伸びた岩を
ぼっこんガキーンと壊して、平気に潜航し続けます。

ええ、小学低学年としては「驚いた、喜んだ」

あと、現地人が潜水艦を襲ってきた時に
船体に電気を流して撃退するところもありました。

この二つのシーンがいまだに忘れられません。
きゃっきゃと喜びました。

後日、何かと言うと潜水艦ゴッコでした。


映画を好きになった理由のひとつが『海底・・』
というのは間違いありません。

『地底探検』だったか、これも面白かった。


尾道では、ニュース映画+漫画映画+劇映画2本立
この組み合わせが多かったように思います。

ニュース映画は多くがブールデル(ロダンの弟子)の
「弓をひくヘラクレス」がタイトルバックでね。

子供ですから、ニュースの中身は分からず、続く
漫画アニメがもっぱら楽しみでした。
大きな画面で、かつ「総天然色」ですからね。

本編の映画も白黒で、カラーは漫画だけ。

時間は15分くらいでしたか。
時によれば漫画も2本、てのがありました。

TVでも漫画ポパイなんてやりましたが
映画館には敵いません。

劇場が劣悪な環境を改善出来ていたら
もしかしてTVには負けなかったのではないか?
少なくとも棲み分け出来ていたのでは。