弓矢の時代は終わったのではないか

2013-06-30 11:27:10 | 塾あれこれ
近いうち、例えば来年消費税が上がると
スタグフレーションの恐れがあります。

雇用や賃金の状況が悪いまま物価が上がり続けます。
最悪で、庶民にとってはまだデフレがよろしい。

もちろん「~の恐れがある」とはいつでもどうとでも
言えますから、卑怯な語り口ですが
かなりの確率で心配ですね。

細木さんなら断言するくらいの確かさです。

手っ取り早くウィキペディア程度で確認下さい。
スタグフレーションとはいかなるものか。

例によって大雑把で恐縮ですが
円安もきっかけの一つになりえます。

輸入物価は上がり、企業のコストも上がります。
円高で流出した企業は円安では戻りません。
コストは基本的に同様にかかってるのですから。

急に日本国内の需要が上がるか?
その望みはないでしょうね。
国内取引量は動かず(あるいは減少し)物価上昇だけが
目立つようになるのです。
(人口の1/4の、年寄りが買い物を控えます)

消費税増税だけでもスタグフレーションを招くのでは?

通貨量も問題です。
日銀はせっせと紙幣を印刷するそうです。
国債は減りそうもありません。

まして世界中に大量の余剰マネーが流動しています。
常に物価が上がる要因ばかりなのです。

これまではかろうじて円高と国内生産の不活発で
デフレだったわけですね。

企業がきついからインフレ期待が高まったのです。
(企業がきつければ消費者が助かる面もあります)

経済自体が沈没するわけにはいかない、という気分で
アベノミクスなる気分をばらまいた。

しかし、物価上昇→経済好転はあくまでシナリオ。

今、お金持ちは余っているお金で高級品を買われている
ようですが、消費税増税の前ゆえかもしれませんね。

沈滞した景気のままでよいとは言えませんから
「三本の矢」にも期待が集まったのですが
すぐに四本目の矢を調達しなければならなくなりました。

来年は、消費税を上げていれば確実に不景気ですから
追加の矢もずいぶんと用意をしなければなりません。
八十五本目の矢だとか、二百本目だとか・・

そもそも弓矢の時代なんでしょうかね?
すでに飛び道具の時代になっているのでは?

せっせと矢を打ってて大丈夫なのかなあ。
日本人は昔から「戦っている気分」で済ませたがりますが


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