デハ3500形3両は彼方此方へ興行へ出かけた末、ある時見たら破損していました。
一番重量の重い、中では一番良くできていたデハ3508ですが、中央扉近く後方すぐの窓ガラスを掴んで持ち上げられてしまったようです。
僅か0.2㍉の糊代にゴム系接着剤で取り付けられたガラス窓がそんな事に耐えられるわけはなく、アウトです。
修理するべく分解しました。
この作業はあまりの修羅場なので殆ど写真が無いです。
上段窓1枚と下段窓2枚が剥がれかけになっていました。
それを接着剤で再固定し、此処は危ないから強度補強と思ってアルテコ瞬間接着剤で補強したのですが、見えていなかった!
ドア寄りの下段窓がずれていたのです。
それを直すために剥がしたらアルミサッシごと剥がれました。
これがその大惨事の状況です。上段、下段の貼り合わせになったアルミサッシは4連一体です。
アルミサッシの一部を持ち去ったガラス(ポリカーボネートですが)はとても使えない状態です。
なにしろアルミサッシとは斜めに瞬着でついているのです。
ゴム系で付いていた上段は再びゴム系で接着しました。
アルミサッシに使った塗装済み"いさみや"0.2㍉ペーパーは資料共々本社に持って行っています。
明日のために修理しなければなりません。
そこで新しく切り出したポリカーボにIMONパネルライトの残りのアルミテープを貼ってそれらしく見せる事にしました。
それはほどほどうまく行ったのですが、補強!と思ったアルテコ瞬着がなぜなのかガラス板の上にぼてっと落ちました。
その大惨事の最中、容器から噴出して手に付着していた瞬着が車体に手から移りました。
付着したのは、屋根、ベンチレーター、ランボードです。
また作り直すのは無理なので、カッターの歯で削り取ります。
結構削った姿がこれです。
これが窓ガラスアウトになったドア脇上段です。
下段は一辺がアルミテープに置き換わっています。
ビールの林の中をいく3500形目蒲線
なんとか姿は似たような姿を維持していますが・・・
部屋の灯りを消すとこんな感じです。
IMONのパネルライトの色が結構青く感じます。
さて、昨日は工事で書き込み不能だったので余計なものまで出します。
磐越西線に行きました。
7:04の汽車で新潟に着くとこんな情景でした。
これは五泉発車です。
蒸機には絶好の小雨という撮影日和。
ガードレールが錆びて線路に見えます。
三川発車。
せっかく暗いのでズーム流しで遊びます。(指2本で拡大していただければ大きくなるようです)
何年もご無沙汰なので勘は鈍っている感じ。
荻野
川吉
野沢
津川
五十島(いがしま)
平瀬(びょうせ)
柿の木
私には大変有難いリハビリでした。