三都物語 2010上半期

2010-06-17 | 鉄道模型ではない仕事
関西3ビルのオーナー報告会があり、泊まりがけで行ってきました。


品川駅9番線辺りから線路が剥がされています。
噂に聞く品川~田町辺りのビルとしての再開発がいよいよ始まるのでしょうか。


神戸に到着、ポートライナーと貨物列車です。
此処三宮ミントビルで社員と合流、昼食後神戸ビルに向かいます。


今回は神戸→大阪→京都の順で回ります。


井門神戸ビルは昭和シェル石油との共同ビルです。


ちょっと変わったアングルでも撮ってみます。


コレが普通のアングル、市役所前の花時計ですが、空が青く白い雲がないとイマイチですね。


打ち合わせ会場に説明のために置かれたフィルターの使用前・使用後。


窓清掃用の屋上のゴンドラは「手入れ」「修繕」が必要で、将来を考えても廃止する方向に決まりました。


このお客様用の案内ボードも新しくなりました。向いは市役所です。


三宮から阪神電車で梅田に向かいます。 (展望車状態)


近鉄電車です。


大阪、井門瓦町ビル7Fの南西側空室で



表彰式が行われました。
愛情を感じる清掃は何物にも代え難い宝です。


井門瓦町ビルはかつての所有者住友生命の社風を受けてかエントランスはかなり地味です。


入居テナント様にバランスが良いサービスを提供する為、いずれビル外観にも多少の手を入れなければならなくなるかもしれません。


付随するIMONSパーキング


大阪、本町の裏通りで驚かされたのがこの自動販売機の安売り合戦です。


ペットボトル100円は当たり前か?


此処にも


こちらペットボトル80円




50円も登場!


ペットボトル80円も当たり前ですか?


1本買って飲んでみるべきだったかもしれません。


御堂筋線で本町から淀屋橋へ。


淀屋橋から京阪電車


特急で三条へ、地下鉄東西線で烏丸御池へ。


井門明治安田生命ビル
この季節は街路樹が葉を付けて冬と随分眺めが違います。
明治安田生命の文字が隠れてしまっています。

関西各都市の不動産市況は、「東京が羨ましい」と言う事に尽きるかと思います。

家賃を下げるところまで下げてしまって、現在はフリーレント(契約はじめの無料期間)の長さを競う時代になっています。

新聞によりますと「昨年3月が景気の底」と書かれていましたが、空室率はその後も半年毎に上昇中、家賃も低下し続けています。(シービーリチャードエリス・オフィスマーケットレポート)
しかも、その度合いははっきり烈しくグラフに現れるレベルの変化です。

輸出などの大企業の景況感(新聞はコレじゃないですか?)はどうであれ、街角はいよいよ最悪、奈落の底に落とされそうな状況じゃないでしょうか。


不動産管理部門の社員は新幹線利用で四国高松へと打ち合わせに向かいました。
私は東京に戻ります。


更新車・未更新車が混ざった113系と並走です。


名鉄と並走。


キハ75と並走。
明るい時間に東京に向かって帰るのも感激ですが、日が長い時期なんだなァと思います。
【あけぼの】頑張るには最高の時期ですね。




IMONグループ年間表彰式

2010-06-15 | 鉄道模型ではない仕事
表彰式がありました。

小売部門の予算達成店や販売員とグループ各社の表彰対象者に加えて勤続表彰も行われました。

モデルスでは3人が勤続10年表彰を受けました。


山森君

飯高君

関口君


出席役員も含めた集合写真です。

去年は家具、電器、宝飾と全ての小売りが共に苦しい闘いに明け暮れた1年でした。
今年は重要な賃貸物件である渋谷店のテナントが入れ替わり、改装工事で夏パンダレストランが休業する事になります。

全社力を合わせて新しい一年を乗り切ります。



ゴルフしました

2010-06-15 | ノンジャンル
ゴルフしました。

一昨年までは「1回/1年」という感じの精勤振りだったのですが昨年5回も行きました。
実は今年二回目です。
健康のためもあって「もっと行くべし」かなと思います。


「ゴルフとは何ぞや」が、ちょっとだけ判った気分です。

(改めて見ると「太ってるなァ」とおもいます。ちょっとだけ痩せてみます)




TR50 間もなく完成

2010-06-11 | 鉄道模型
1/87のダイキャスト製台車を一年に1種類ずつ作っていこうと考えています。

去年作ったのはTR-23です。 (遅まきながら間もなく発売致します)

今年作ったのはTR-50です。 (出来るだけ早く発売いたします)







TR-50と55は30年代初めに造られた新世代の軽量客車用台車で、台車枠は共通でホイールベース2000㎜と極めてコンパクトに作られています。
一見して「違い」はマクラバネがコイル2連か空気ばねかという違いですが、もうひとつ大きな違いがあります。

TR-50の台車枠には客車で一般的な従来のブレーキが付いています。

TR-55の台車枠には20系用に電車式の組ブレーキが付いています。

HO1067は丸いマクラバネが出来るなどいわゆる「ファインスケール」のメリットがありますので此処では別付けにします。

しかし、短軸ですから台車枠とブレーキは一体で彫刻します。

別付けにすればブレーキを車輪踏面に一致させることができますが、別付方式のデメリット(台車枠の厚みが増すかまたは車輪が台車枠と離れることに加え、組上がった時台車のクオリティーに不安を残す)を考えると一体で表現した方が無難と判断しました。
16番で使い慣れた方式を手堅く堅実に使って作るのがIMONのダイキャスト台車なのです。

するとブレーキの違いの為に台車枠は二種類必要になるわけです。

ブレーキ方式の違いによる台車枠二種類

マクラバネの二種類

この組み合わせ4種類は全て存在します。

TR-55のブレーキ方式でコイルばねの台車はTR-54(20系の電源車)

TR-50のブレーキ方式で空気ばねの台車はTR-60(オロネ10)

もしマクラバネを使いまわす事が出来れば4種類の台車ができます。

しかし、マクラバネ両端のマクラバネ吊りの幅が違います。
空気ばねの方が幅広なのです。

しかし、今回「アイデア」によって正しい寸法で互換性確保が成立しました。

どちらでも隠せる位置に取り付け穴をあける・・・吊りの位置と少しずれて取り付け穴が開いているというだけのことです。


TR-54
TR-55の台車枠に今回作ったTR-50のコイルばねを取り付けてみました。

ところで、IMONではTR-54使用のカニ21、TR-60使用のオロネ10を製品化して居ます。その台車は一体どうしたのでしょう?

TR-54に関しては、今回作ったマクラバネ部と同じものをロストワックスで作り仕立て上げています。
IMONカニ21の台車のマクラバネはロストです。

TR-60に関しては、TR-55のブレーキの先端を切って削って整えて一つ一つTR-60のブレーキに改装してから塗装していました。

さて

TR-50X(ナハ10試作車に使われたコイルばねひとつの超軽量台車)は、吊りの位置が違いすぎるので製品化は望めそうにはありません。


昔のHO1067を知る人が「あれはどうだったんだ?」と聞きたくなりそうなのは乗工社のTR-50、TR-55です。

ロスト製で¥20000のプライスが付いていました。

PEMPの外観は素晴らしいがいろいろ問題があるTR-55を使いたくない人の為に作ったといわれる台車でした。

PEMPのTR-55は台車のキットです。
慣れなければ4時間、慣れれば2時間で1両分が組める程度のダイキャストの台車キットで、瞬間接着剤で軸ばねを組み込みながら組み立てるものです。
(上手に組めないと動きの悪い台車になります)

問題点は「転がり」をパブローラー車輪に頼っていましたので集電するためには全台車に集電ブラシを組み込まなければなりませんでした。

その調整が難しく、完璧に音が出ないように、スムーズに走れるように組み立てることは難しく、「転がり」「集電」ともにやや不安を残すというものです。

長期保管すると調子は変わりますし・・・

(私も10両ばかり組み立てました。 私は集電ブラシを捨て、電池を積んで床下スイッチでLED化したパネルライトを点灯させました)

その意欲的な台車の写真もいずれ紹介いたします。

いかにコストが嵩んでも普通の台車にしたいという需要はあったらしくそのロスト製のとんでもない台車になったわけですが、残り数が極めて少なくなり、僅かな残りは後世の見本になるだけで終わりです。

現実的には今回TR-50が完成しTR-55と組み合わせが可能になったことで遜色ない後継台車が遥かに安い価格で入手可能になった、置き換えに成功したと言い切れるようになりました。

完成したTR-50を使った製品についても考えていかなければなりませんね。