さてTOMIXナハ10に触ってみます。
パッケージされている雰囲気はなかなか良いです。
ランナーに付いたパーツを自分で接着する様になっています。
KATO同様 「完成品」より「塗装済みキット」に近いです。
天賞堂、アクラス(完成品に近い)と比べると全然違います。
(「そのまま」を受け入れる気がない私にはどちらも大差ないですが)
ドアがしゃきっとなっていません、明らかに斜めに感じられます。
(ドア交換可能な構造にした為でしょうか)
分解したら室内装置が床板と離れて残ってしまいました。
(TOMIXももちろん室内装置は床板にくっついて来るのが「正規」)
車体も内装も同じ灰色の材料で吹かれています。
灰色は塗装すると素直な発色が得られやすい・・・茶と青を製品化する都合から選んでいるようです。
窓から塗料がはみ出ています。
車内をある程度明るく見せたい為に車内をマスキングして塗装しています。
マスキングの現場を見ていませんが、硬質ウレタンを室内に入れて吹いていると想像します。
屋根を外してみます。
屋根の裏も灰色・・・同じ成型材料ですね。
屋根とベンチレーターは目に見える側からだけ吹いていて、裏側は灰色です。
銀色屋根も意外に深みが有って良いのですが、私は「普通に汚れた軽量客車の屋根の色」を選びます。
大井店でMr.COLORを適当に選んで混ぜてやってみます。
基本となるやや暗いグレーは独逸空軍から。
黄色味を演出するのは独逸戦車から。
それだけでは物足りないのでこれも混ぜます。
ストックの中からつや消し黒・・・ところが固まり掛けていて苦戦!
塗料ぐらい安いんだから古いのが有ると思ってもちゃんと買うべきですね。
こんな色が出来ました。
こんな感じで上手く行くはずです。黒は大して使わずに済みました。
実はGMの青15号を数滴入れました。
銀色のベンチレーターもグレーに塗る必要があります。
№37グレーバイオレットに混ぜてそれらしき色に仕立てる「白」とフラットベースを買いました。
未塗装状態でのKATOのガラベンと屋上ステップです。
この両者は成形材の色が違うのでそのまま使うと「ナサケナイ」ので塗るべきです。
TOMIXの塗装のついでに今回塗っておきます。
左;KATO
右;TOMIX
TOMIXが如何にKATOをよく研究しているか判りますね。
側面の開口部上下寸法は両者とも大幅にオーバースケールですがKATOがベターです。
上;TOMIX (6個取り・・・1両に12個入っていて50%余る様になっています)
下;KATO (4個取り・・・1両に8個入っていて1つでもダメにするとASSYパーツのお世話にならなくてはなりません・・・その場合は山ほど余ります)
2ピース構造も含めてそっくりです。
TOMIXのは一個外れていました。
グレーに塗ったKATOとTOMIXのベンチレター
屋根は16番電車完成品から外したウェイト(山ほど有ります)を2つ置いて、その上に載せて吹きます。
ガラスの上にマスキングテープを貼って、カッターで切って必要な幅のマスキングテープを作っています。
先日KATOのオハフ33のブログ記事を見て鉄研三田会の大先輩斎藤亨さんが自身使って居るガラス板の予備が有るよ と声を掛けて来て下さいました。
斎藤さんは予備が無くなって困るかもしれないと心配ですが、この板は私の宝物!。
何よりも斎藤亨さんから譲り受けたガラス板というところが「凄い」です。 えっへん!
静かにカッターを使うと綺麗に切れてガラスには傷も付きません。
斎藤さんが1mm幅でも切れるョと言っていた通りです。
(もっともこの写真の1mm幅は捨てる部分です。残った幅広の方が使う分です)
マスキング終了。椅子だけは青い方が良いのでGMの青15号でスプレーしてつや消しオーバーコートを掛けます。
TOMIXナハ10の連結器はホンモノのケーディー#5が付いています。
ホンモノだから良いかな?と一瞬思いましたがやはりIMONカプラーでなくては不随意解放に泣く事になりますので交換します。
台車TR-50。黒染車輪で良い感じです。
マクラバネを交換できる様に作っているのでしょうか(14系寝台かな?)
しかし、これは自然に落ちてしまったのです。塗装の時またいつの間にか落ちていて慌てる事になります。
床下配管の取付、カプラー交換取付後、台車共々黒塗装+ウェザリングする考えです。
#5用の穴より2mm端寄りに0.9mmの穴を開け。1.4mmのタップを切ります。
上手く付きました。後で回り止めの所にもタップを切って2つのビスで留める事になります。
あれっ・・・これから吹くんですね。行ってきます。
青15号吹いて、乾いて、つや消しオーバーコート吹いて、戻ってきた姿です。
屋根もベンチレーターも良い感じに吹けた様に思われます。
マスキングを外しています。
椅子を塗ったら壁のグレーが気になり出しました。床はグレーでよいので床をマスキングして筆塗りで何とかします。
貫通路から見える景色が灰色の壁一面では寂しいのでドア幅に見立てて9mmのマスキングテープを貼って残りを塗る事にします。
この部分はこの程度でOKです。
筆塗りのマスキングは少しで充分です。
さて、回り止めにもネジ止めしたIMONカプラーHO-101。
床下配管のパーツです。
連結面ホースは2個ずつの指定になっています。
ランナーから切り離しました。
急行編成にする時スロ62を使う必要が出ます。
(東海道、山陽で普通に使われていたオロ11じゃないというのはやはりアブノーマルです)
それはすなわち「電暖必須」を意味する事になります。
その電暖機器取付には1.5mmのドリルが必要になります。
幸いにして3本セット(1.5mm、2mm、2.5mm)を持っていました。
ドリル中、ドリル刃さえあればひたすら快い作業です。
取付終わりました。
台車のマスキングも終了。それにしても上から見ると随分隙間が目立つ作りです。
被ってしまいました。物凄い湿度です。
黒の床下、台車;初めて「トビカ・トップガード」を吹いてみましたが、プラには余り良くない印象です。
屋根、埃が付着してカッターで削ったので半艶オーバーコートを軽く吹いたら見事に被ってしまいました。
なかなか前途多難の途中状況です。
以上4枚は筆塗りしてマスキングを外したところです。
被って白くなった屋根の端の様子です。折角ですからそれを生かして仕上げしたいと思います。
床に落ちているマクラバネを発見!塗装前に落ちたようです。
塗装済みの台車枠に接着して上から汚れを吹いてごまかすつもりです。
床下に汚れを吹いています。
これは下の紙に当てて反射で汚す動きです。
下の方が濃く汚れたという表現が出来ます。
雨樋のグレーの保護ゴムをどちらにしようか検討して居ます。スカイグレイが黄色い屋根との対比が出そうなので採用されました。
(しかし、雨樋のグレーはエナメル筆塗りには向かない事が判ります。現在剥がしてやり直すかどうか検討中です)
かぶりをごまかす汚れ吹きをしたつもりの屋根の様子です。
余り「リカバー」できなかったかな・・・
雨樋上端のゴムを塗っています。
初めて接するプラ製軽量客車に苦戦が続きます。
何とか頑張ります。
パッケージされている雰囲気はなかなか良いです。
ランナーに付いたパーツを自分で接着する様になっています。
KATO同様 「完成品」より「塗装済みキット」に近いです。
天賞堂、アクラス(完成品に近い)と比べると全然違います。
(「そのまま」を受け入れる気がない私にはどちらも大差ないですが)
ドアがしゃきっとなっていません、明らかに斜めに感じられます。
(ドア交換可能な構造にした為でしょうか)
分解したら室内装置が床板と離れて残ってしまいました。
(TOMIXももちろん室内装置は床板にくっついて来るのが「正規」)
車体も内装も同じ灰色の材料で吹かれています。
灰色は塗装すると素直な発色が得られやすい・・・茶と青を製品化する都合から選んでいるようです。
窓から塗料がはみ出ています。
車内をある程度明るく見せたい為に車内をマスキングして塗装しています。
マスキングの現場を見ていませんが、硬質ウレタンを室内に入れて吹いていると想像します。
屋根を外してみます。
屋根の裏も灰色・・・同じ成型材料ですね。
屋根とベンチレーターは目に見える側からだけ吹いていて、裏側は灰色です。
銀色屋根も意外に深みが有って良いのですが、私は「普通に汚れた軽量客車の屋根の色」を選びます。
大井店でMr.COLORを適当に選んで混ぜてやってみます。
基本となるやや暗いグレーは独逸空軍から。
黄色味を演出するのは独逸戦車から。
それだけでは物足りないのでこれも混ぜます。
ストックの中からつや消し黒・・・ところが固まり掛けていて苦戦!
塗料ぐらい安いんだから古いのが有ると思ってもちゃんと買うべきですね。
こんな色が出来ました。
こんな感じで上手く行くはずです。黒は大して使わずに済みました。
実はGMの青15号を数滴入れました。
銀色のベンチレーターもグレーに塗る必要があります。
№37グレーバイオレットに混ぜてそれらしき色に仕立てる「白」とフラットベースを買いました。
未塗装状態でのKATOのガラベンと屋上ステップです。
この両者は成形材の色が違うのでそのまま使うと「ナサケナイ」ので塗るべきです。
TOMIXの塗装のついでに今回塗っておきます。
左;KATO
右;TOMIX
TOMIXが如何にKATOをよく研究しているか判りますね。
側面の開口部上下寸法は両者とも大幅にオーバースケールですがKATOがベターです。
上;TOMIX (6個取り・・・1両に12個入っていて50%余る様になっています)
下;KATO (4個取り・・・1両に8個入っていて1つでもダメにするとASSYパーツのお世話にならなくてはなりません・・・その場合は山ほど余ります)
2ピース構造も含めてそっくりです。
TOMIXのは一個外れていました。
グレーに塗ったKATOとTOMIXのベンチレター
屋根は16番電車完成品から外したウェイト(山ほど有ります)を2つ置いて、その上に載せて吹きます。
ガラスの上にマスキングテープを貼って、カッターで切って必要な幅のマスキングテープを作っています。
先日KATOのオハフ33のブログ記事を見て鉄研三田会の大先輩斎藤亨さんが自身使って居るガラス板の予備が有るよ と声を掛けて来て下さいました。
斎藤さんは予備が無くなって困るかもしれないと心配ですが、この板は私の宝物!。
何よりも斎藤亨さんから譲り受けたガラス板というところが「凄い」です。 えっへん!
静かにカッターを使うと綺麗に切れてガラスには傷も付きません。
斎藤さんが1mm幅でも切れるョと言っていた通りです。
(もっともこの写真の1mm幅は捨てる部分です。残った幅広の方が使う分です)
マスキング終了。椅子だけは青い方が良いのでGMの青15号でスプレーしてつや消しオーバーコートを掛けます。
TOMIXナハ10の連結器はホンモノのケーディー#5が付いています。
ホンモノだから良いかな?と一瞬思いましたがやはりIMONカプラーでなくては不随意解放に泣く事になりますので交換します。
台車TR-50。黒染車輪で良い感じです。
マクラバネを交換できる様に作っているのでしょうか(14系寝台かな?)
しかし、これは自然に落ちてしまったのです。塗装の時またいつの間にか落ちていて慌てる事になります。
床下配管の取付、カプラー交換取付後、台車共々黒塗装+ウェザリングする考えです。
#5用の穴より2mm端寄りに0.9mmの穴を開け。1.4mmのタップを切ります。
上手く付きました。後で回り止めの所にもタップを切って2つのビスで留める事になります。
あれっ・・・これから吹くんですね。行ってきます。
青15号吹いて、乾いて、つや消しオーバーコート吹いて、戻ってきた姿です。
屋根もベンチレーターも良い感じに吹けた様に思われます。
マスキングを外しています。
椅子を塗ったら壁のグレーが気になり出しました。床はグレーでよいので床をマスキングして筆塗りで何とかします。
貫通路から見える景色が灰色の壁一面では寂しいのでドア幅に見立てて9mmのマスキングテープを貼って残りを塗る事にします。
この部分はこの程度でOKです。
筆塗りのマスキングは少しで充分です。
さて、回り止めにもネジ止めしたIMONカプラーHO-101。
床下配管のパーツです。
連結面ホースは2個ずつの指定になっています。
ランナーから切り離しました。
急行編成にする時スロ62を使う必要が出ます。
(東海道、山陽で普通に使われていたオロ11じゃないというのはやはりアブノーマルです)
それはすなわち「電暖必須」を意味する事になります。
その電暖機器取付には1.5mmのドリルが必要になります。
幸いにして3本セット(1.5mm、2mm、2.5mm)を持っていました。
ドリル中、ドリル刃さえあればひたすら快い作業です。
取付終わりました。
台車のマスキングも終了。それにしても上から見ると随分隙間が目立つ作りです。
被ってしまいました。物凄い湿度です。
黒の床下、台車;初めて「トビカ・トップガード」を吹いてみましたが、プラには余り良くない印象です。
屋根、埃が付着してカッターで削ったので半艶オーバーコートを軽く吹いたら見事に被ってしまいました。
なかなか前途多難の途中状況です。
以上4枚は筆塗りしてマスキングを外したところです。
被って白くなった屋根の端の様子です。折角ですからそれを生かして仕上げしたいと思います。
床に落ちているマクラバネを発見!塗装前に落ちたようです。
塗装済みの台車枠に接着して上から汚れを吹いてごまかすつもりです。
床下に汚れを吹いています。
これは下の紙に当てて反射で汚す動きです。
下の方が濃く汚れたという表現が出来ます。
雨樋のグレーの保護ゴムをどちらにしようか検討して居ます。スカイグレイが黄色い屋根との対比が出そうなので採用されました。
(しかし、雨樋のグレーはエナメル筆塗りには向かない事が判ります。現在剥がしてやり直すかどうか検討中です)
かぶりをごまかす汚れ吹きをしたつもりの屋根の様子です。
余り「リカバー」できなかったかな・・・
雨樋上端のゴムを塗っています。
初めて接するプラ製軽量客車に苦戦が続きます。
何とか頑張ります。