魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中で見苦しいところもありますが、ご容赦願います。

Dormitator lebretonis (Steindachner)

2010年12月14日 23時11分08秒 | 魚介類飼育(淡水)

前回と同じ、カワアナゴの仲間のDormitator lebretonis (Steindachner)と思われる個体です。

インターネットでこの仲間の南米産種を検索しましたところ、どうやらこの写真からは大きく変わるようです。来たときは灰色だったのに、落ち着いたらこのようなヨシノボリ風な模様が現れ、とてもきれいです。

背鰭や臀鰭の斑紋も、だんだん濃くなってきているような。日本のカワアナゴよりも派手な種類です。ハゼの仲間のうち、淡水性のものは入荷が少なく、観賞魚のルートでは(食用でもないし)めったに流通しません。水槽飼育で新しい発見や新知見も出てくるかもしれません。

日本のカワアナゴは見た目は地味なのですが、よくなつき、ペット感覚で飼える魚です。ただ飼育水は汽水がいいようで、酸性に傾くとあまりよくないようです。

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4 コメント

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Unknown (MARI-J)
2010-12-15 23:17:11
カワアナゴの仲間には見えないですね。
一瞬、ビワヒガイかと思ってしまいました^^;

カワアナゴは釣ってみたい魚ですが
狙って獲れる気がしません・・・
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Unknown (椎名)
2010-12-16 14:26:31
カワアナゴのグループでも、この属とか、タナゴモドキ属なんて、コイ科にそっくりなのです。体が側偏していますしね。

でもAkihito et al.(2000)では、これは、カワアナゴと同じグループに位置付けされるという、興味深い結果が出ているのです。そして、前にも書きましたが、カワアナゴ亜科に位置づけられているのです。コイ科と同じような生態系位置、生息環境。収斂の一例でしょうか。
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Unknown (相模湾)
2010-12-16 16:32:50
たしかに前から見た写真は、タナゴモドキに似たような感じですね。タメトモハゼなんかにも似ている気が。
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Unknown (椎名)
2010-12-17 09:29:53
はい、そうなんですよね、側扁してて、タナゴモドキと似てます。近縁種かな。ただ、この種と、タメトモハゼはAkihito et al.(2000)では、別のグループに分けられてます。
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