アカネキントキ

最近ねたがないので、以前撮影した魚のご紹介。キントキダイ科・キントキダイ属のアカネキントキと思われる魚の幼魚。

アカネキントキはインド‐太平洋の暖かい海域に生息している。琉球列島にもいるが、九州や高知県などの定置網では比較的よく見られる種である。ただしあまりいい写真を持っていない。ホウセキキントキとは尾鰭の形で見分けられる。アカネキントキの尾鰭は截形であるが、ホウセキキントキでは湾入形である。ほかにアカネキントキと似た尾鰭を持つものにキビレキントキやミナミキントキがいるが、キビレキントキは胸鰭が黄色であり、胸鰭が黄色ではない本種と見分けることができる。またミナミキントキは背鰭の第1～3棘に黒色斑を有しており、それがない本種と見分けることができる。

ほかのキントキダイ類同様に食用となっているが、残念ながら私はまだ食したことがない。